start
sv
ッ!
ya
俺はずっと小さい頃から音楽が好きだった
ya
いつも親がピアノとか聞かせてくれたから
ya
でも
ya
生まれたときから喘息があるから
ya
楽しく歌ったりリコーダーとか吹いたり
ya
そんな当たり前のことがあんまできなかった
ya
でもようやく高校になって喘息が落ち着いてきた
ya
吹奏楽部は俺には難しいって思ってたけど
ya
喘息の人でもできます
ya
逆に喘息の人は管楽器で肺が強くなりますって言ってた
ya
だから俺は迷いなく吹部に入った
ya
1年の時の先生はすごく優しかった
ya
俺に付きっきりでトランペットを教えてくれた
ya
でもさ
ya
あいつが来てから全部変わったッ
sv
...
皆が言ってるあいつとは
前の吹部の教師だろう
ya
あいつにも喘息ってことは伝えないといけなかった
ya
それで伝えたら
ya
喘息のあるお荷物野郎は要らないってッ
ya
なんにも知らないやつにッ
ya
俺のこと知らないやつにそんなこと言われる権利なんかないッ
ya
ゲホッゲホッ
sv
無理しなくていい...
ya
いい...
ya
だから見返してやろうと思った
ya
けど
ya
最近になってからまた喘息がひどくなり始めていて...
ya
どれだけ練習しようとしても
ya
喘息が邪魔で全然練習できないッ
ya
だから俺が一番ダメなんだッ...
sv
どうしようもないな
ya
...
sv
前からお前たちの言っているあいつについて聞いてきたけど
sv
信じられないわ
sv
なんなのそいつ
sv
そんなやつの言葉なんて気にすんな
sv
所詮他人の言葉だ
sv
音楽を知らないやつの言葉だ
sv
そんなやつの言葉なんて気にしなくていい
sv
自分の音を出せ
ya
ッ!
sv
少しでも努力してるんだから
sv
少しは自分を褒めてやれよ
sv
自分に厳しすきる
ya
...
sv
まぁyaくんが自分で褒めれなくても
sv
"俺が褒めてやる!,,
ya
!
ya
じゃあ俺をいっぱい褒めてくれプイッ//
sv
!
sv
任せろニカッ
なんだかほっとしたなぁw
お前はお荷物なんかじゃない
赤い瞳が綺麗な
ルビーの原石だよ
et
...
心配しすぎて学校抜け出してきちゃったけど
et
フフッ
大丈夫そうだね
et
...
あなたなら
吹部の皆を救える
et
お願いだよ
et
svさん
どうか
暗闇にいる皆を救ってあげて
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皆ごめんッ
大丈夫
皆で進んでいこ!
大丈夫
俺は
一人じゃない
次回
ルビーの原石最終回