テラーノベル
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……ねえ、───
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……ぼく…もう…つかれたよ…
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……このまま……どこかに…
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……きえたい…。
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……──の声がする。 ………そっか…、 …ぼく…寝ちゃってたんだ…。
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……──だけだよ。 ………僕を……追い詰めないのは……。
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……いい子…。……いい子って…なに…?
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……なにそれ……。 …勝手に期待してるの…そっちじゃん。
……やればできる子って… …決めつけないでよ…。 ……小学校の時とは違って… テストも、…難しいのに…。
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……なんで…そんなに…… 完璧を求められなくちゃいけないの…?
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……知らないよ…。 …あなたの、子供の頃なんて…。 …僕に…押し付けないでよ…。
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……知らないよ…。……僕…。 ………………私だって…、…いい子で、 ……いい子で、居続けたかったよ。
………私なりに…いい子って… 言ってもらえるように…… 頑張ったんだよ。
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……なら…満点…取れるまで… ……頑張るから……。 ……そしたら……褒めて、くれるよね……。
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………あれ………。 ………僕って……、………私って… …何のために……生きてるんだろ……。
……でも……確かに……褒められるために 頑張るのは……違うか……。 ……なら……直さないと……。
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……また……満点……取れなかった……。 ……帰りたく、ないな……。 ……ずっと……学校にいれたらいいのに…
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……見下してないよ…。 ………私は……頭なんて……よくない……。 ……満点以外は……意味がない……。
……確かに… …必死には……なってるかも……。 ……死ぬ気で、頑張らないと… …私は……生きてる価値、ないから……。
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……目障りでも………。 ……ごめんね……私は……学校に行くよ。 ………嫌われてても… …家よりは……居心地いいから。 ……それに…次は絶対……満点取らないと…
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……やめて…。 ……そんな目で……見ないで……。 ……ああ……みんな……同じだ……。 ……みんな……私のこと……邪魔なんだ……
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『ドンッ…』
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……ごめんね。 ……説明、下手かもね……。 ……私は……本当に……中途半端だ…。
……親の期待には応えられないのに… …他の人より……少し… …いい点数を取って…期待されてしまう… もう……全部……めんどくさい、…。
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…──、まだいるんだ…。 ……また、寝てた…。……疲れたな……。 ……寝てたら…怒られちゃうや…。
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……もう……いいかな……。 ……どうせ……私がいなくなったって… …誰も……悲しまないでしょ…。
……私が、いてもいなくても… …変わらないんだから。
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……──は…悲しんでくれるかな。 ……妬まれてないかな。 ……うざがられてないかな。
……私のこと……心から、 好きでいてくれてるかな。
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……私が…死んだら……両親は… …私のこと、見てくれるかな……。
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……そっか。……そうだよね。
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……───の声だ。 ……やっぱり…歌、上手……。 ……──の歌が……一番、落ち着く……。
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……──は、また…こう言うんでしょ、
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……「生きて」…って…。
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……みんなは……なんで… …生きてるの……? ……生きても……何も、ないじゃん。
……苦しいだけじゃん。 ……きついだけじゃん。 ……それなのに……なんで… …生きてなきゃ、いけないの…?
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………僕も……一緒にいたいよ。 ……でも、……もう……耐えられない。
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……全部…忘れたいな……。 ……部活も……学校も……親も… …全部忘れて……、 ……中学校生活を…やり直したい。
……最初から、何もなかったみたいに… …自由に、生きたい。
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……ねえ、──。 ……──は、…僕のこと、 見つけてくれるよね……?
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………僕のこと、…見つけてね。
コメント
3件

私は、心から好きだよ。今までも、これからも。
第50話、一気に引き込まれました。「僕のこと、見つけてね」という最後の台詞が、ずしんと心に残ります。周囲の無理解やプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、それでも誰かに見つけてほしいと願う主人公の叫びが、会話の空白や「……」の使い方で生々しく伝わってきました。この苦しさの描き方が丁寧で、胸が締め付けられます。続きがとても気になります。