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桃蒼 苦手な方は回れ右
元彼と好きな人 。 start !
1年前 高1 夏
桃
桃
ずっと好きだった 、 同じバスケ部の先輩
僕なんかに振り向いてくれるはずない 、 人気者
蒼
蒼
だから正直混乱した
本当に僕のこと好きなの 、って
遊び半分なんじゃないの 、 って
桃
桃
桃
でも 、 君はいつも 、
何に対しても真っ直ぐで
桃
桃
だから 、知れば知るほど
どんどん君を好きになった
蒼
君の優しいところが好き
真っ直ぐな瞳が好き
名前を呼んでくれる 、優しくてかっこいい声が好き
桃
桃
蒼
桃
蒼
桃
蒼
桃
抱きしめてくれる温もりが好き
桃
蒼
桃
蒼
僕に向ける優しい視線も
赤らめた顔も
全部全部好き
桃
蒼
桃
蒼
大好きな君との未来が
永遠に続くと思ってた
続いて欲しいって願ってた
この手を離すことはないって
離れることはないって
そう確信してた
君に会えなくなるまでは
現在 高2 夏
黄
黄
黄
蒼
蒼
黄
蒼
蒼
黄
蒼
黄
蒼
黄
蒼
桃先輩がいなくなってからの部は大荒れだ
エースをなくし 、 司令塔をなくし 、リーダーをなくし 、
行き場のない不安と怒りを 、
お互いにぶつけ合うしかなくなった
蒼
正直 、 桃先輩を思い出す場所には行きたくない
先輩の影が 見えるような気がして
また笑いかけてくれるような気がして
そんな事ないのに
期待する自分が馬鹿みたいで
黄
黄
蒼
蒼
蒼
黄
蒼
蒼
蒼
蒼
部員
部員
部員
部員
部員
蒼
蒼
蒼
蒼
僕の隣のロッカーには 、
未だに桃先輩の名札が貼ってある
部のみんなで着替え、談笑した
かつて笑顔で溢れていたこの場所は
もうそんな面影のひとつも無い
ただ 、 蒸した汗の匂いだけが
あの頃を思い出させた
蒼
桃
桃
隣で困った顔をする君
イケメンで勉強も出来て、みんなに優しい君
それくらいの事しか知らなかった
けど 、 なんでかな、
思わず声をかけてた、
蒼
桃
蒼
桃
蒼
桃
桃
蒼
蒼
桃
桃
桃
蒼
蒼
君と初めて話して
初めて名前を呼んでくれて
初めて胸が高鳴って
収まらないどきどきと
震える手と
にやける口元と
熱を帯びた頬
この日から僕は
きっと君に恋してた
お疲れ様でした !
ここまで拝読して頂き 、本当にありがとうございます!
元彼と失恋 。
第1話 fin