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それから、7年後
やっと戦争が終わった
もう、苦しい訓練はしなくていいし、 敵も殺さなくていい、安全になったんだ
やっと、
やっとだ
ダルクと一緒に遊べる!
港町
長い戦争が終わりみんな笛を吹いて
踊って
笑って
沢山歌った
ダルク
ビレイ
楽しい、君が痛いほど引いてくれる手は
とても幸せに包まれていたよ
ダルク
ビレイ
ダルク
ビレイ
ダルク
ビレイ
鳥が鳴いてる、初めて聞いたなぁ
ビレイ
ダルク
遠くから人の大きな声が聞こえた
煙が立っている、花火だろうか
この時ぼくがとめてれば良かったんだ
ダルク
ダルク
ビレイ
ダルク
彼はどんどん走っていく
ビレイ
血の匂いがした
ビレイ
ビレイ
ヒュッ
黒い何かが彼の腹部を貫いた
ダルク
僕の手を引く笑顔の君が
やっと、だったのに
君の血肉が飛び散る
ダルク
ビレイ
????
化け物がそこにいた、彼を殺した
ビレイ
ダルク
????
ダルク
ビレイ
ビレイ
君はもう動かない
笑って死んだ
見慣れてる景色だった、終わってなかった また、おいていかれてしまった
ビレイ
君を殺したアレをぼくは許さない
ビレイ
ぼく はアレを殺すって決めた
喋らない君の溶けたアイスが用水路に 他の人の血と一緒に流れて行った
あれからの記憶は曖昧で
気がついたら、アレは気絶して男が持ってた
殺したいから、くれと言ったら
「まだ君には殺せない」
って言われた、だからぼくは 「どうすれば殺せる?」って聞いた
男は笑って 「未来で殺せるようにしてあげるから私についておいで」
そう言った、
ぼくは、ついて行くことにした
でも、その前に取りに行きたいものがあると言った
基地はアレに壊されて、ダルクとの思い出の場所も 全部無くなってた
…
ビレイ
誕生日プレゼント
ダルクからのだ、
中には、
ビレイ
彼と約束したワインと、 プレゼントのアイマスクが入っていた
僕は涙を拭い、ワインを開ける
ビレイ
ビレイ
そう言って、19歳で酒を飲んだ
味は、とても不味かった
ビレイ
包帯も外して、 パーカーは14歳の時に買ったやつを着る
目の前が暗く見える、
今日は
ビレイ