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みなみ、みなみ!!!
南
母の声がうるさい、
南
みなみ、みなみ
何ども母が呼ぶ
南
そこにはいつもとは違う見慣れない部屋で、
母が泣いていた。
南
母は答えない。
あれなんで、私パジャマ?あれなんで包帯されてるの?
ここは病室?
制服じゃない。
南
自分はバカだった。
そうだ今日、浮かれてて、車にはねられたのか、そうか。
母は軽い怪我で良かったと泣きながら言う。
南
病院の先生が来た。
先生によると、頭の検査などをみて、4日間ぐらいで退院出来るそうだ
頭に出血がとまらなく、あぶなかったといっていた。
私をひいた人は、ひき逃げしたらしい
私と同じくらいの男の子が見つけてくれて救急車がくるまで彼なりの手当をしてくれたらしい
先生はすごく褒めていた。
南
って思った
母
母は起きた私をみて安心したのかいつもの母に戻っていた
母
とお母さんは言って扉を閉めた
南
助けてくれた男の子は遅れたのだろうか
申し訳なくなった
南
検査の結果は絶好調だった
南
南
南
そこが救いだった
ぴぴっぴぴ
目覚ましが鳴り響く
南
母
母
母の声が聞こえるけど身体が言う事を聞かない
今何時だろ、
目を開けると
南
南
急いで顔洗って髪整いて外に出た
南
車に注意して、
学校について教室にきたら
みんながいた
南
南
なゆみ
すみれ
南
南
みんなで大笑い
なゆみ
なゆみがいう
なゆみ
南
すみれ
すみれがあの話しか!と分かったような顔をする
なゆみ
南
なゆみ
南
なゆみ
すみれ
南
私は先生が言ったことを思い出した。
南
彼がもしかしたら命の恩人かもしれないということは
何故か隠してしまった。