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翌日、日曜日。

私が起きてリビングに行くと翡翠が朝ご飯を準備していた。

月影ルララ

おはよう、翡翠

月影翡翠

おはようございます、お姉様。朝食の準備はできております

月影ルララ

いただくわ

翡翠は料理がうまい。 なぜなら、ずっと一人暮らしをしていたからだ。約3年間、ずっと一人暮らしをしていた。

その3年間は、私がフランスに行っていた時期だ。

月影ルララ

……うん、相変わらず美味しいわね

月影翡翠

ありがとうございます。お姉様に褒められると嬉しいです

数分後。

月影ルララ

ごちそうさま。私、出掛けてくるわね

月影翡翠

例の美容室ですか?

月影ルララ

ええそうよ。私、翡翠みたいに日本人ぽい見た目じゃないから

月影翡翠

……そうですね

月影ルララ

そうよ。予約は取れてるわね?

月影翡翠

はい、10時に予約を取ってあります

月影ルララ

わかったわ

美容室の予約時間までまだ時間があり、暇なので、テレビをつけてみることにした。

ニュースアナウンサー

……続いてのニュースです

ニュースアナウンサー

昨夜、怪盗キッドが鈴木財閥所有のビッグジュエル『白銀の王妃(ホワイト・クイーン)』を盗もうとしましたが、"キッドキラー"と呼ばれる小学生・江戸川コナン君がそのトリックを見破り、見事宝石を守ることが出来ました

まったく快斗……。やるなら見破られないようにしなさいな。

まあでも快斗から改めて教えてもらったけど、"キッドキラー"こと江戸川コナン=工藤新一で、快斗と新一がいとこらしいから、私もいとこってことになるのよね。

え? そんなこととっくの昔に知ってたわよ? 何故って? 私の母上のお兄様が新一のお父様だからね。

まあつまり、工藤新一と黒羽快斗と月影ルララと月影翡翠はいとこってこと。

翡翠はそのこと知らないのよ。私が……私が、教えてないから。

月影翡翠

……お姉様。コナン様が気になるのですか?

翡翠は人にとても敬意を払ってる。そのせいか、人に必ず「様」をつけるのだ。 流石に私と母上のことは違うけど。

月影ルララ

え? ええ、まあ、気になるわよ

月影翡翠

……お姉様がそこまで人に興味を持つなんて珍しい

月影ルララ

え……

私、翡翠にどんな印象持たれてんのかしら?

月影翡翠

……どうしてコナン様が気になるのですか?

月影ルララ

どうしてって、言われても……

いとこだから、元気なことにほっとしたって感じかしらね。

月影ルララ

い、いいじゃない。私が人に興味を示すの、そんなに珍しい?

月影翡翠

……はい、とても珍しいです

月影ルララ

そ、そう……

この子、私が日本にいない間に観察力上がってるわね、絶対

月影ルララ

……凄いわよね、江戸川君

ここはあえて新一のことは偽名で呼ぶ。翡翠に悟られてはいけないのだ。

月影翡翠

……? 翠には何が凄いのか、よくわらないのですが……

月影ルララ

小学生なのに、キッドと正面対決してるのよ。IQ高そうだわ

月影翡翠

……これくらいのこと、お姉様も翠も簡単にできるのでは? お姉様は、探偵月影ルララではなかったのですか?

月影ルララ

そ、そうよ

月影翡翠

……それに、快斗様もIQ高いですし

月影ルララ

快斗は別よ。だって快斗、怪盗キッドだもの

月影翡翠

……そう言えば、そうでしたね。青子様は知らないようでしたが

月影ルララ

そう。快斗、青子には言ってないらしいし。しかも、今の怪盗キッドは2代目よ

月影翡翠

2代目……?

月影ルララ

知らないの? 初代怪盗キッドは、快斗のお父様の黒羽盗一様。あの、世界的マジシャンよ

月影翡翠

──っ!! 黒羽盗一様!!

月影ルララ

やっと気づいたのね。どうして情報通の翡翠が知らないのか、私は疑問で仕方なかったわ

月影翡翠

……お姉様がそこを調べてたなんて以外です

月影ルララ

……調べたんじゃなくて、快斗に聞いたわ

月影翡翠

……快斗様が、ご自分から……?

月影ルララ

それ以上は教えられないわ。ソース(情報源)バレちゃうもの。情報通な翡翠から、すぐにわかるでしょうね

月影翡翠

お姉様は、翠に調べろ、と言っているのですね

月影ルララ

別に調べろって言ってるわけじゃないわよ? でも翡翠のその推理力ですぐに答えが導き出せるでしょうね

月影翡翠

……お褒めいただき恐縮です

月影ルララ

ふふふっ

数時間後

月影ルララ

じゃあ時間だから行って来るわね

月影翡翠

はい、いってらっしゃいませ、お姉様

美容室

月影ルララ

すみません、予約の者なんですが……

美容室店員

はい、お名前をお願いします

月影ルララ

10時予約、月影ルララです

美容室店員

はい、10時予約、月影ルララ様ですね。少々お待ちください

数分後

美容室店員

月影ルララ様、こちらへ

月影ルララ

はい

数時間後

月影ルララ

ありがとうございました~

美容室店員

またのお越しをお待ちしております

月影家

月影ルララ

ただいま

月影翡翠

お帰りなさいませ、お姉様……っ!?

月影ルララ

え? どしたの、翡翠。なんか驚くことでもあった?

月影翡翠

……い、いえ。お姉様の美しい金髪がなくなってしまったな、と……。せっかくの金髪が黒髪になんて……。もったいないです

月影ルララ

まあそれは仕方ないじゃない。金髪なんかだったら目立っちゃうわよ

月影翡翠

それもそうですね

月影ルララ

あんまり目立ちたくないのよ。それに金髪で正体バレしかねないわ

月影翡翠

なるほど……!

月影ルララ

あ、翡翠

月影翡翠

はい、なんでしょう、お姉様

月影ルララ

私、出掛けてくるわね

月影翡翠

……。え?

月影ルララ

ん?

月影翡翠

え、ちょっと待ってください。翠は聞いてないんですが

月影ルララ

だって翡翠に言ってないもの

月影翡翠

……お姉様。自分の身は自分で守れますよね?

月影ルララ

ん? それは当然じゃない

月影翡翠

わかりました。いってらっしゃいませ

月影ルララ

……? 行ってきます

月影と怪盗と名探偵(連載休止中)

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コメント

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改めて作品、読ませて頂きました!面白いし、読んでて、楽しかったです。ありがとうございます!

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