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おっふ、笑、良すぎないか!!?頭撫でるとこで尊すぎて飲んでた緑茶吹いた☆ほぉぉぉぉんとに尊いの塊だよね、このお二方、...
頭撫でる癖ありそうなの好き … 🫶🏻💓((
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その日は珍しく 深夜まで 、イラストに没頭した 。
無音の 狭い空間では シャーペンを走らせる音だけが 響いていた 。
こさめが描いたのは 、 店内のイラストと ケーキのイラストの2枚 。
この イラストに取り掛かる前は 『 まあ行けるでしょ 』 と 根拠もなく 楽観的だったのだけど 、 実際書いてみると 、思いのほかに苦戦した 。
そもそも イラスト自体 、 好きではあるけど 得意かと言われると そうではない 。
あの カフェの雰囲気も ケーキの 可愛さも こさめの画力では 思うように 追いつけなかった 。
でも 、何度も何度も 繰り返すうちに やっと イラストが完成した 。
幸先は不安だったけど 、 最終 色鉛筆を使いながら どうにか 書き上げた 。
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手に持っていた色鉛筆を 机に置くと 、 思わず大きな欠伸が出た 。
先程までの集中力が一気に切れて 疲れが 襲いかかってきたのだろう 。
力も入らない 体を ベッドへと 倒すと 、 ふと スマホに表示されている 数字に 、こさめは 目を疑った 。
今はもう 午前二時を過ぎてしまっていたのだ 。
作業を初めて 、 3時間半ほど たっていたんだ 。 と想像するだけで 頭が パンクしそうだった 。
こさめは 、ほんのりと暖かくなった ベッドの中へと 体を休め 瞼を閉じた 。
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翌日の放課後 、 昨日の夕方約束した通り 空き教室に集合した 。
こさめが 教室に 足を踏み入れた時には 、 既に なつくんは 教室内にいた 。
『 おまたせ 』 とだけ 会話を交わした後 、 無言の時間が 数秒続いた 。
でも 、そんな 空気を 遮ったのは なつくんの方だった 。
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なつくんが そう思った理由が なんとなく分かった気がして 、 こさめは 慌てて顔を伏せた 。
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疑うような瞳を向ける なつくんに 、こさめは 慌てて 言葉を返す 。
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スクールバッグへと手を伸ばし 昨日描きあげた イラストを 手に取り 、 それをなつくんへと向けながら 再び言葉を続けた 。
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笑顔を浮かべ 、 なつくんと 目線を合わせた 。
するとなつくんは 、 こさめの描いた絵を 食い入るように 見つめた 。
本当は 朝にでもなつくんに 見せたかったけど 、 教室でぼっちのこさめなんかに
突然話しかけられたら なつくんも迷惑するだろうから 放課後まで我慢していた 。
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こさめが 、なつくんの近くへと イラストがかかれた 画用紙を置くと 、 その画用紙を手に取って
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思わず 声を張り上げたこさめに なつくんも 言葉を返す 。
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なつくんの 笑顔に 、 思わずこさめも 口元が緩んだ 。
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何か言いたげな表情を 浮かべたなつくんだったけど 、 こさめは あえて 言葉を飲み込んだ 。
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そう口に出し 、 スマホを取り出そうと 手を伸ばした 。
すると 、突然 なつくんが こさめへと 言葉を投げ掛けてきて
スクールバッグへと 伸ばした手を止めた 。
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先程 取り出そうとした スマホへと手を伸ばし 、 今度こそ スマホを取りだした 。
スマホ画面を開き 、 SNSの下書きに 保存しておいた 文章を なつくんへと見せる 。
《 s市の住宅街にあるカフェ 、 お店の雰囲気もとにかくお洒落で 、 店員さんの対応も ぜんぶ 素敵だった ! また行けたらいいな 💭 》
《 ※ 店内撮影禁止だったので 絵かいてみました ! 》
しばらく こさめの スマホの画面を見つめたあと 、 なつくんは 明るい表情で 口を開いた 。
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思わずこさめは 目線を逸らして 、 『 とりあえず 』 と 言葉を続けた 。
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先程まで 下書きに 保存されていた 文章に カフェのイラストを添えて 、
“ 投稿 ” と 表示されている場所へと こさめはタップした 。
その瞬間 、 ぽん とホーム画面に 新しい投稿が現れる 。
みんな見て 、っ !
目をとめて これを読んで ... っ
心の底で 強く願って 、 こさめは 息を飲んだ 。
その瞬間 、スマホ画面に 通知が表示された 。
それは 、自分の投稿に いいねを つけられた時に 表示されるものだった 。
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隣で画面を見つめていた なつくんも 、思わず声を零した 。
最初のいいねがついたと 思った次の瞬間には 、 10以上のいいねが一気についた 。
心臓の鼓動が高い音を立てて 、 こさめの体内に 響いたような気がした 。
__ いい 。
いいねが 増え始めた 辺りで 、こさめは確信した 。
投稿した直後の数秒で 大体分かる 。
この投稿が 伸びるかどうか 。
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こさめは 、自信を持って 頷いてみせた 。
思っていた通り 、こさめの投稿への 反応は 瞬く間に増えていく 。
いいねだけではなく 、 リポストも リプライも 。
最初に届いたリプライは 、 いるさんからのものだった 。
イラスト素敵ですね こさくんが描いたって まじですか ... めっちゃ かわいいです
いるさんからの リプライに 喜んでいると 、今度は もう1件 、フォロワー外の 人からも リプライが届いた 。
近くに住んでるけど 知らなかったです ! 今度時間ある時に 友達誘って 行ってみます 💭🎀
スマホを掴む指先から 、 じわじわと熱が広がっていく 。
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興奮気味に なつくんの方へと 言葉を発すると なつくんは 疑っているかのような 目線を 向けた 。
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大袈裟なくらいに 褒めるなつくんに 微笑み返すと 手に握られた スマホへと また目線を落とした 。
そうして 熱心に画面を見つめる なつくんの隣で こさめも 食い入るように 、 増えていくその数字を見つめ続けた 。
今回は いつもより長めに 書いてみました ! ほんとはもっと長く書く予定だったけど 、 流石に間に合わなかった 🥹 てかてか ! ☔くんの ジグザグ めっちゃ 良かったですよね 😭😭 歌詞も 歌声も なにもかも 素敵だった (><) 寝る時も 流しながら寝ました() 🍍くんの オリ曲ももうすぐですね ! めっちゃ楽しみ 💭