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桃青『 愛情表現  』

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桃青『 愛情表現 』

1 - 桃青『 愛情表現 』

♥

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2022年10月24日

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⚠︎︎ 暴力表現有ります 本人様とは一切関係ありません 桃青 私が不快に思った方は自衛のためブロックさせて頂きます

桃青『 愛情表現 』

時計の音だけが 静かな部屋に響く

もうすぐ、 桃くんが帰ってくる

ガチャッ

…ッひッ…

帰ってきた 帰ってきてしまった

だだいま〜ッ、
青、

僕は桃くんを つい睨んでしまう

今日は、今日だけは、

何もされないように、 機嫌を損ねたらだめだと、 そう言い聞かせていたのに

…ねぇ、なに?
その、目

ッあ、、

やっぱり、

桃くんは さっきの笑顔からは 変わっていないものの、

冷ややかな目を 僕に向けている

ごめんッなさッ…

違ッ、くてッ…

目ッ、痛くてッ、それでッ…

僕は必死に 言い訳を並べる

こんなもの、 通用する訳がないのに

ふぅん、?

そっか、ニコッ

桃くんは にこりと笑うと

目、大丈夫ッ…?

…えッ…

まさか本当に 通用するだなんて、

僕は驚いたまま、 ただ固まっている

……青ッ…?

あッ…、

必死に表情を作り

ごめんねッ…!
でも大丈夫、ニコッ

少し、顔が強ばった

バレてしまったか 不安だったけれど

そっかぁ、
無理、しないでね、?

桃くんは 気づいていないようだった

(よかったッ…)

(今日は殴られないかもッ…)

_ねぇ、青?

…ん"ッ…?!

返事をする 「んッ…?」 から、

痛いことを表す 「ん"ッ…?!」 へと、一瞬にして変わった

なッんで、
桃くッ…?

僕は今にも 気絶しそうな体に 耐えて、

桃くんに問うた

え、
なんでって、笑

いっつもしてるでしょッ…?

なぁに?
期待でもしてたの、?

青ちゃん、♡

ああ、やっぱり 駄目だった

僕は 両足を床について 脱力した

ねぇ?
何勝手に休んでんのッ…?

桃くんは 僕を立たせると 僕の頬を叩いた

んぃ"ッ…?!

何度も何度も、 桃くんは僕の頬を叩く

桃ッ"、く、痛"ッ…!!

やめッ、て"ッ…!

その度に僕は 何度も何度も 桃くんに 訴えた

いつから
そんな風になったのかなぁ、

やめてやめてって、、
そんなこと言う子じゃなかったでしょ?

ッ…

……まぁ、いいや、

僕が答えずにいると 桃くんは僕の腕を掴んだ

ッあ"ッ…
やだぁッ…

また今日も、 あれをするのだろうか、

ほら、青
はやく、

桃くんが 僕を急かす

やだぁ"ッ…!

しないッ…!!

僕は 頑なにしようとしない

はぁッ…

ッあ"ッ…

桃くんは ついに僕の腕を引っ張り、

ん"く"ッ…?!

浴槽に頭を突っ込ませた

苦しい

息ができない

青、くるしーッ、?、ニコッ

桃くんは うれしそうに 僕に問う

ん"ん"ん"ッ…!

あはッ…、
くるしーねぇッ…?

桃くんはそういうと、 さらに僕の頭を 押さえつける 力を強める

ん"ッ…?!

さらに 息ができなくなる

かわいいね、
青ッ、ニコッ

ッんん"ッ…!!

どうすることも できなくて

僕は桃くんの服を掴む

……なに?
助けて欲しい、?

まぁ、そっかぁ、
息、出来ないもんね、笑

苦しくて いまにもしにそうで

ただ僕は 命乞いをすることしか できなかった

いいよ、
助けてあげる

桃くんは そういって

僕の頭に乗せていた手を 離した

ッはぁ"ッ…、

助かった、 そう思ったけれど、

ん"ッ…?!

ッ、げほッ、げほ"ッ…!

水が肺に入ってしまっていて

呼吸が苦しくなる

青、だいじょーぶ?

桃くんは 僕の背中にそっと近づき

よしよし、

と言って僕の背中を優しく撫でた

ッ、ひゅーッ、ひゅ"ッ…

桃、くッ…、ッ…

ごめんね、
青、

ッ、ポロッ

おいで、

抵抗したら また何をされるか分からない

だから僕は素直に桃くんに 従った

だいすきだよ、
青、ニコッ

桃くんは そっと口付けを落とすと

満足そうに僕を抱きしめた

ッ、ひゅッ…こほッ…、ポロポロ

(あぁ、もう、)

"どうでもいいや" そう思い 僕は静かに目を閉じた

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