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光子
ふぅ…
みゆう
行くよー！
光子
(私…歌、謳っちゃうの？)
光子
(封印したはずでしょ？)
でも今は無性に歌いたい！
みゆう
凄い、凄いよ光子！
志緒里
まじ感動！
優蘭
遅れたー！
みゆう
あ、優蘭！遅い遅いー
みゆう
ねえ！優蘭！
みゆう
この子凄いよ！
優蘭
え？凄い？
みゆう
もう1回良い？
光子
はい…
優蘭
えぇええ！？
優蘭
神！！神！
光子
そ、そんなことは…
みゆう
これから頑張っていこうね！
光子
はい！
あの箱開けてみるかな
封印したあの歌への気持ち
光子
そういえば投げて無いんだった
光子
どうしよう
コトン
光子
え？
そこにはあの箱が落ちていた
光子
なんで…
光子
悩んでる暇なんて無い
光子
開けよう
そうして私はゆっくりと箱を開ける
そこには何故か折りたたまれた手紙
光子
何、これ
光子へ 私が光子を悩ませていたなんて思ってなかった 本当に私は無責任で… 光子、ごめんね、そして
ありがとう… 優香より
光子
ありがとう…？
そのありがとうの意味が分からず
モヤモヤしたまま夜が明けた
光子
(部活行きにくいな…)
光子
あ…
斗真
光、昨日の
逃げちゃった…！
斗真
光……
みゆう
光子！違う！
光子
ごめん！
みゆう
はぁ…
志緒里
まあまあ
みゆう
あのさ！真面目にして！
みゆう
やる気ないなら帰って！
光子
えっと…
みゆう
もう解散！
みゆう
疲れた！光子のせいで！
優蘭
ちょっと光子ちゃんのせいにしない！
光子
………
光子
分かりました
光子
抜けます
光子
他を探してください
みゆう
ちょ、ちょっと待って！
みゆう
抜けるのは…
光子
真面目にしてないって思うならもう
光子
迷惑かけたくないんで
これで迷惑かけてるじゃん
バカだなぁ
光子
あはは、疲れちゃった…
次回
第二章最終回前編！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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