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小学生の時だった
アイツとの絆に
亀裂が入ったのは
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家が近所で仲が良い
世間一般の幼馴染
…この関係でいたかった
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あの些細な会話が懐かしい…
将来の夢
お互い、案外
違う道に踏み込んだんだな…
秋の日
肌寒いぐらいの
涼しい風が吹き渡っていた
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いつも通りうりと帰る約束をしていた
でもいつまで経ってもうりはこなかった
だから俺は教室までうりを迎えに行こうとした
タッタッタッ……
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その日からだった
うりの様子が変わっていくのは
帰る時間は遅くなり
俺達は別々に帰ることになった
でも俺はうりが何かを隠していると思っていた
昔から俺の勘はよく当たる
その時もそうだった
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次の日、俺は朝早くに学校に着いた
教室にはまだ誰も居ないと思っていた
だから、勢いよく扉を開けた
ガラララッ
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でもそこには…
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何やら怪しい
白い薬のような物を食べている
うりが居た
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小学生でも何かは分かった
明らかにお菓子やそういう類いのものでは無かった
ガタガタの袋に雑に入れられたような
白い粉…
身の毛がよだった
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言い訳なのはすぐに分かった
アイツは
うりは
クスリに手を出していた
俺はそれを見て…
うりへの危機感が沸き立った
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ガッ!!!!
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煮えたぎった
何と例えていいのか分からない
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怒りが
「警察官になりたい」
そう言ったアイツに対しての失望感が
同仕様もない
堪えきれない程に溢れた
そして俺は
うりを殴った
その気持ちの火が
消えるまで
ここからは
上手く話せない
でも…俺は孤立した
その学校で
何も話せなかった
うりのの犯した罪も…
俺が犯した罪も
…アイツに対しての怒りなんか
もう…これっぽっちも無かった
……謝りたい
「ごめん」と
言いたかった……
続く…
コメント
5件
なんで薬になんか手を出したんだよ、、
クスリか・・・一度触れたらやめられないっていうけど、うりんはそうなっちゃったんだ・・・