いきなり彼からのプロポーズ…?… と、言っていいのだろうか
状況が読み込めない
このまま彼の嫁になれば
毎日が面白いだろう。
見たことの無い景色が見れるだろう
しかし
何か裏があるに違いない。
すると、彼は口を開いた。
大吾
まぁ
大吾
いきなり言われてもな…
こっちのセリフ…。
炭
貴方は何が目的なの…?
大吾
安心してくれ
大吾
裏なんて無いさ。
炭
…信用出来る訳ないじゃない。
大吾
そうか…。
炭
貴方も分かっているでしょう?
炭
この世界では口先だけじゃ、信用してはいけないって。
炭
分かりきっているでしょう?
大吾
理解した上で俺は発言した。
大吾
…。
大吾
じゃあ…
大吾
これなら信用してくれるか?
そう言うと彼は手元の銃を 自分の頭に突きつけた
炭
…!
何をやっているの…?
大吾
俺の嫁に来てくれないなら
大吾
俺はここで
大吾
゛死ぬ゛
自分の命と私を天秤に掛ける…?
炭
私には選択肢が1つしかないって訳ね。
大吾
それはどうだろうな
もし彼がトリガーを引いたら私は組に追われて殺されるだろう。
炭
なら、私は…。