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彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大物芸術家や」

第52話 - 第52話　別れ③

2025年09月15日

#歴史

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#青春

#友情

#アドルフ・ヒトラー

#ドイツ

名無ナナシ

クビチェク

(´･ω･`) .｡oO（アドルフはああ言ってたけど）
家事を単調で退屈な作業だって見下していたのに
本当にできてるのかな…？

クビチェク

( ;´-ω-` )「無理だろうなぁきっと三日坊主…」

アドルフの家

クビチェク

(´･ω･`)「お邪魔します」

クビチェク

(;´･ω･` )「あれ、誰もいない」

クビチェク

(･ω･`；≡；´･ω･)

アドルフ

「クビツェク、ここや！」

クビチェク

(´･ω･`)？

アドルフ

彡(ﾟ)(ﾟ)「クビツェク、下や」

クビチェク

(。ﾟωﾟ)！！！

クビチェク

(;´･ω･` )「ア、アドルフ…床にひざ立ててなにしてるの…？」

アドルフ

彡(ﾟ)(ﾟ)「なに言っとんのや？掃除に決まっとるやろ見てわからんか」

クビチェク

(。ﾟωﾟ) .｡oO（嘘…あの、あのアドルフがエプロン着けて床を磨いてる）

クララ

(*^◯^*)「ふふふ、クビツェク君が驚くのも無理ないわ」

クララ

＼(*^◯^*)／「でもご覧の通り、アドルフは何でもできるのよ！」

アドルフ

彡(ﾟ)(ﾟ)「まったく、人をなんやと思っとるんや…」

クビチェク

アドルフは別人のようになっていた

アドルフ

彡(ﾟ)(ﾟ)「今日はなに食べたいんや？」

クララ

(*^◯^*)「あり合わせでいいわよ…」

アドルフ

彡(-)(-)「いいわけないやろ…」

アドルフ

彡(ﾟ)(ﾟ)「今日はシチューにするわ」

クララ

(*^◯^*)「この前も食べたじゃない…」

アドルフ

彡(ﾟ)(ﾟ)「ええやん。シチュー好きなんやろ？」

クララ

(*^◯^*;)「そうだけど…」

アドルフ

彡(^)(^)「なら決まりや」

アドルフ

彡(ﾟ)(ﾟ)「クビツェクお前も食ってけや」

クビチェク

(;´･ω･` )「あ、ありがとう…」

あらゆるしがらみから解放されたようだった

アドルフ

彡(ﾟ)(ﾟ)ノ「ほれ出来たで！」

クララ

(*^◯^*)「ん～おいしい」

クビチェク

( ¯•ω•¯ ) .｡oO（そんな……）
今まで料理してこなかったアドルフの料理がおいしいなんて…

クビチェク

パクッ

クビチェク

(。ﾟωﾟ)！！！

クビチェク

(´^ω^｀)「おいしい！」

アドルフがそばにいることをクララおばさんは何より喜んでいた

医者

(◎―◎)「うん症状はよくなっているね！」

クララ

(*^◯^*)「ありがとうございます先生」

医者

(◎―◎)「親孝行な息子さんが帰ってきてくれたからかな」

クララ

(*-◯-*;)「ええ、もっと前からこれだったらよかったのに」

アドルフ

彡;(ﾟ)(ﾟ)「うるさいわ！」

アドルフは心から愛情を込めてクララおばさんを介護していた

クララ

(*-◯-*;)「よっこいっ…」

クララ

(* ◯ *)「あ痛たた」

アドルフ

彡(ﾟ)(ﾟ)っ「無理すんなやホレッ」

クビチェク

アドルフはスッとクララおばさんの腰に手をすえる

クビチェク

(´･ω･`)……
アドルフは献身的に母クララに尽くしていた

クビチェク

本人は絶対に認めないけど……
アドルフは父親アロイス・ヒトラー似だ
頑固で意固地なところなんてそっくりだ

クビチェク

でも、彼の奥底……本当の内面は母親クララに似て
優しさを持っていた

クビチェク

そして気づけばもう十二月も末

クビチェク

(´･ω･`)「あ、雪…もうそろそろクリスマスだ」

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