/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
6時頃
私は言われた通り
1人で、ビルの屋上に向かった
由希奈
………
？
ちゃんと来てくれたんだー
突然後ろから声をかけられた
由希奈
……誰……
？
えーーーーー！
？
覚えてくれてないんだー
由希奈
？
？
清水 優斗だよー
由希奈
!!!!????
優斗
小学生の時に一緒だったね
優斗
まさか、男子校に侵入して来るとは
優斗
思いもしなかったよ
由希奈
……私になんの用があるの
優斗
………
優斗
もう俺こんな人生が
優斗
嫌なんだ
由希奈
な、何を言ってるの？
由希奈
私のことをいじめていたくせに！！
優斗
……フフ…
優斗
俺は何回も
優斗
由希奈を殺そうとした
由希奈
え……？
由希奈
じゃあ階段から突き落としたのって…
優斗
俺だよ！
由希奈
なんでこんなこと…
優斗
だって！
優斗
由希奈が憎くて
優斗
あの頃から
優斗
殺したかった
優斗
けど
優斗
お前は死なない…
優斗
だから！
優斗
俺は決めたんだ
由希奈
…………
優斗
俺は今から
優斗
ここを飛び降りる
由希奈
………！！？？
優斗
お前はそれを見てて
優斗
絶望を味わえばいい！！
由希奈
何馬鹿なことを言ってるの！！！
優斗はフェンスの方へ向かっていった
由希奈
ダメ！！！
その時
翔太
おい！清水！
優斗
翔太………
由希奈
翔太………！
翔太は、優斗をフェンスから離した
優斗
なんでお前が！！
翔太
俺ここのビルに住んでるんだよ
翔太
声が聞こえたから
優斗
クソ………
優斗
クソォォォォォォ!!!!!!!!!!!!
由希奈
…………
翔太
……………
由希奈
私のせいで
由希奈
こんな思いさせてごめん……
由希奈
でも………
由希奈
簡単に……
由希奈
自分の命を絶とうとしないで！！
優斗
………
優斗
フフ………
優斗
お前なんかに言われたくないわ！！！！
数週間後
優斗は、専門施設で過ごすことになった
翔太
清水が来なくなってから
翔太
なんにも起きてないよ
由希奈
そっか……
由希奈
やっぱり
由希奈
優斗だったのかな…
翔太
そうかもな
翔太
ま、
翔太
もう人の事気にせず
翔太
俺達も頑張ろうぜ！
由希奈
……うん！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
