目が覚めると〇〇はユ〇ギの部屋のベットで横になっていた。
ダフトグリーンがまだ完全には治っていない状態だった。
〇〇
しばらくベットの上でぼーっとしていると。
🚪ガチャ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
優しいユ〇ギの声が聞こえて、ゆっくり起き上がる。
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギは〇〇の頭を撫でてベットに座った。
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギは悲しくて、辛そうな顔をして俯いた。
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
〇〇は涙声で言った。
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギは〇〇の涙を拭いてあげた。
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
〇〇
そう言って2人は昼まで寝る。
お昼過ぎ
〇〇が目を覚ますと隣にユ〇ギはいなかった。
薬とよく寝たおかげでダフトグリーンの跡も見えなくなっていった。
〇〇は部屋の掃除をしたり、洗濯したり、ご飯を作ったりと家事全般をこなしていた。
そして夜になった。
〇〇は窓の外を見下ろした。
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
考え事をしているとチーン♪とエレベーターがこの階についたことを知らせる音が鳴る。
〇〇がピクリと肩を震わせてソファーの陰に隠れる。
〇〇
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギの白い手が〇〇の顔を覆う。
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
〇〇
2人はソファーに座った。
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
しばらくの沈黙が続いて、〇〇は俯く。
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギはこくりと頷く〇〇の頭を撫でる。
〇〇
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
俯くユ〇ギが小さな声で呟く。
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
その日〇〇は服を見たりと充実した日を過ごした。
そしてついにパーティー1ヶ月前。
セントシュタインまでは豪華客船で行くことに。
豪華客船はもちろん最高級のおもてなしが付いてくるファーストクラス。
ユ〇ギは最近忙しかったから座席を倒してアイマスクして寝ていた。
そして出発して何十時間も船の中で退屈していた〇〇は
〇〇
と喜びの声を上げた。
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギはアイマスクを外してその声のする方を覗き見る。
〇〇
〇〇
と〇〇が指差したのは窓の外。
横から見るセントシュタインの夜景に感動してる。
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
そう言いながら手をしっかり握って飛行機から降りるときもきちんとエスコートするユ〇ギ。
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
船から降りるとすでに待機していたナム〇ュンと合流して、黒のリムジンに乗り込む。
セントシュタインの景色にもテンション上がって窓ガラスにべッタリ。
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
〇〇がニコニコ笑うのを見てユ〇ギは少しホッとする。
そしてようやくカジノビルに到着すると、颯爽としているユ〇ギに比べて〇〇は真っ青。
〇〇
入り口で車を停めて降りると、ガッシリとした体型でサングラスにスーツの男の人達に囲まれる。
〇〇はビクビクしながらユ〇ギの腕に抱きついた。
ユ〇ギがその人達を睨むと、血相を変えて
“ようこそ。お越しくださいました。”
と道を開けてくれる。
ビルの中は黒服やスーツの人でいっぱい。
もちろん、ユ〇ギも黒のアサシン服。
ユ〇ギ
〇〇もシックな黒の膝丈ワンピース。
〇〇
ユ〇ギが入って来るなり、そこにいたほとんどの人たちの視線が一斉に集まる。
“見ろ、B〇Sの幹部だ”
“おっかねぇよな、この間もウチの連中が宝の取引で脅されたって喚いてたぜ”
“つか隣のやつって噂の…?“
“あぁ、ガチの恋人らしいぜ。初めて見たけど超可愛くね?”
“お前手ぇ出すなよ?あのユ〇ギってやつ、恋人の事になると厄介らしいし。まずB〇Sは関わらない方が身のためだ”
”わかってるよ!てかあの女ってクレイモランのお姫様に似てないか?”
ザワザワとした色んな会話が聞こえて来る。
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ナム〇ュン
ナム〇ュン
ナム〇ュン
〇〇
ナム〇ュン
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
真剣な顔で見つめてくるユ〇ギから目を逸らす〇〇。
ナム〇ュン
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
ナム〇ュン
〇〇
〇〇
しばらく長いレッドカーペットの廊下を歩いて、ようやくエレベーターホールにつくと。
ジ〇
ジ〇
ジ〇ン
ジ〇とジ〇ンが爽やかな笑顔で迎える。
〇〇
ジ〇
ジ〇ン
ジ〇ン
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
小さい子供をあやすように言うユ〇ギに〇〇は可愛く頷く。
ジ〇ンとジ〇はエレベーターの前でまた別れて後から合流という形になった。
ナム〇ュン
と言ってナム〇ュンに案内された部屋に着くと
そこはもうユ〇ギの部屋がある本社ビルと同じくらい綺麗な景色が広がっていて、
全面窓ガラス、テラスにプール付き、ライトアップはイルミネーションみたいにキラキラしていて、むしろ雰囲気は本社以上、、。
〇〇
〇〇
ナム〇ュン
ナム〇ュン
ナム〇ュン
〇〇
ナム〇ュン
ナム〇ュンが去って言った後も〇〇は綺麗な夜景にうっとりと心を奪われていた。
〇〇
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
荷物を置いてしばらく休んだら、
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
エレベーターを降りる。
カジノは地下一階全部と一階の半分、二階の全部を占めていて本当に広い。
ユ〇ギ
って最後に念を押すユ〇ギ。
でもきっとここで迷子になるのが〇〇の悪いところ。
はしゃぎ過ぎてさっそくユ〇ギから離れて見失ってしまう。
向こう見てくるね!なんて言ってユ〇ギの腕から離れるから、ユ〇ギもすぐに走って後を追ったけど、
そこに〇〇の姿はなく、
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇も自分が迷子になったということにようやく気付いた頃には
すでにユ〇ギとは別のフロアに居た。
〇〇
〇〇
まぁ逸れた場合は一旦最上階の部屋に戻るのが一番か、と冷静に考えてカジノを出ようとした、
その時だった。
誰かとぶつかって、ぐらりと傾く身体。
〇〇
と思った瞬間
【、、、っ、危ねぇっ、、】
いつの間にか、抱きしめられるような形で誰かの腕の中にいて転ぶのは免れた〇〇。
〇〇
〇〇
【余所見するな。】
少しつり上がった細い目と、暗い雰囲気を纏った男。
〇〇
〇〇はペコペコお辞儀してその場から立ち去ろうとした時。
【、、、お姫様。】
〇〇
〇〇が振り返った時にはもうあの男はいなかった。
しばらくしてエレベーターホールに到着。
すると
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
〇〇はさっきのことを言おうとしたが
〇〇
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
そう言って2人は部屋へ戻った。
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
すると誰かが部屋に入ってきた。
ジ〇
ユ〇ギはリビングへ行った。
ジ〇
ジ〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ジ〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ジ〇
ジ〇
ジ〇
ユ〇ギ
ジ〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ジ〇
ジ〇
ユ〇ギ
〇〇
ジ〇
ジ〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギは悔しそな顔をして俯いた。
ジ〇
ジ〇
ユ〇ギ
〇〇は恐る恐るユ〇ギに近づく。
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
〇〇はパーティーのために着替えた。
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
今度こそ、ユ〇ギから離れないように腕にぎゅっと抱きつく。
ユ〇ギ
〇〇
会場につくと、色んな人で賑わっていた。
怖そうな連中が固まって酒を飲んでいたり、若い男女がビリヤード版の上で盛っていたり。
訳のわからない薬を飲んで目が座っている人もいる。
ユ〇ギと〇〇が会場に入るなり、ほとんどの視線がそこに集中した。
“おい、見ろよ。B〇Sのユ〇ギだ”
“やべ。目合わせたら殺される”
“つか隣に居るのクレイモランのお姫様じゃね?”
“あれが今ユ〇ギが本気で惚れてるって噂の婚約者だよ”
“手ぇ出したらその時点で命は無ぇぞ”
あちこちから聞こえてくる会話と痛いくらいな視線。
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギ
ユ〇ギもイライラしている様子だ。
とりあえず会場の端っこにあるソファに座る。
あまりの視線に、〇〇もきょろきょろ辺りを見渡した。
その時
〇〇
〇〇
会場の大窓側にいたあの男と目が合う。
【よぉ、マヌケ。】
って口パクで笑う男。
〇〇
〇〇
〇〇
としばらくの間見つめあってる二人。
その時だった。
ユ〇ギ
〇〇
ユ〇ギと〇〇の目の前を通る黒いコートを着た男。
【、、どっかで見た顔だなぁ〜。】
ユ〇ギ
ユ〇ギ
【、、やっぱり。】
【久しぶりだな。ユ〇ギ】
【そして、、】
男は〇〇を見つめる。
【、、、君が】
〇〇
ユ〇ギ
【例の婚約者、、か】
ユ〇ギに良く似た笑みで〇〇を見つめる。
ユ〇ギはソファにもたれかかったまま
ユ〇ギ
とウルフを睨んだ。
【相変わらず冷てぇな。】
【なぁ、名前なんて言うの】
今度は〇〇が話しかけられてしまう。
〇〇
【〇〇、、お姫様でしょ。】
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
【別にお前には用なんてねぇよ。】
【俺が用事あんのは。】
〇〇の腕を掴む。
【こいつだけ。】
ユ〇ギ
ユ〇ギは咄嗟に自分の服の懐から愛用の銃を取り出し、ウルフに向かって構えた。
会場内がどよめく。
〇〇
〇〇
【良いのか?この女を間違って撃っても】
と〇〇の手を引っ張り、自分の身体に密着させるウルフ。
ユ〇ギ
【人にものを頼む態度じゃねぇだろ】
不穏な空気が流れる中、〇〇は意を決して
〇〇
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
ユ〇ギ
ユ〇ギ
〇〇
〇〇
【はは、お前結構強情だな、、(笑)】
〇〇の腰を引き寄せて、耳元で囁く。
【面白い奴、、。】
と笑うウルフの顔は、出会った頃のユ〇ギと全く同じような雰囲気。
ユ〇ギ
と呼びかけるユ〇ギに振り向いて、
〇〇
ユ〇ギ
大人しくウルフに部屋に連れて行かれる〇〇の後ろ姿をただ立ち尽くしながら見つめるユ〇ギに
もはや追いかける気力などなかった。
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