一つ、 自分たちの存在は他者を喜ばせる為に存在している事
一つ、 無駄な考えは捨て無心になり必要最低限しか話さない事
一つ、 上司、主人という存在には逆らわない事
一つ、 逃げ出す弱音を吐くなどをしない事
一つ、 性別関係なく髪を伸ばす事
以上を守れない人形は廃棄処分とする
深夜とある場所から一人の少女が逃げ出したらしい
その捜索にさまざまな上の人間が駆り出され子供たちの中でも代表とし俺が選ばれた
俺は大人たちとは反対方向に歩き出し森を抜けた
モブ
予想通り逃げ出した子供は瀕死の状態だったが此処から抜け出そうとしていた
モブ
8番
コレはきっと俺が手を出さずほっといてもいずれ死ぬだろう
しかし
俺の役割は逃げ出した子供の抹殺
8番
モブ
バン
至近距離で拳銃を心臓に一発打ち込んだので確実に死んだだろう
少したち確認してみればやはり死んでいるようで身体も冷えていた
8番
自分に言い聞かせながら首だけ回収してその場を後にした
上司
8番
上司
8番
上司に言われれば殺しは勿論他にも要求には応えるのがルールだ
上司
8番
此処の施設では12歳までに全ての技術と教えられる知識を植え付けられる
その理由は簡単だ
12歳の年末に俺らが人形が上等な商品になるからだ
上司
8番
俺は一礼をし上司がいる部屋を後にした
カツ、カツ、カツ
8番
初めは履き慣れなかったハイヒールは今では1番履き慣れたものになった
6番
9番
8番
俺が住んでいる大丈夫1プラントは合計四人の子供達で形成されている
10番
8番
プラントにはそれぞれ1〜50以上ものがあるが1は1番価値が高いとされている
10番
その為部屋も普通のところより豪華で多少の自由は許容される場合もある
6番
8番
9番
8番
8番
彼らは何かと俺に手間をかけてくれることが多い
いつから一緒にいたなんてもう覚えていないしあまり興味もない
8番
第一プラントになってからいったい何人の人をこの手で殺めて来たのだろうか
首を切った感覚も悲鳴もまだ鮮明に残って消えてはくれない
8番
人形は疲れなんかを感じない。完璧なんだ
8番
深呼吸をしてから俺は風呂を出でた
10番
8番
お風呂を出て自室に戻ろうとすると後ろから10番に声をかけられた
10番
10番
6番
そういえば彼らは不思議でそれぞれ番号ではなく名前で呼び合っている
6番
10番
6番
8番
明日もどうせ早い
6番
6番
8番
10番
断ったが何故か今日は引下がりが悪く部屋にすぐに返してくれなさそうだ
8番
6番
10番
9番
6番
8番
9番
8番
10番
6番
8番
黒猫
黒猫
黒猫
白猫
白猫
黒猫
白猫
コメント
6件
うわぁ、物語性が凄い好き💕ぺんちゃん以外の人形はぺんちゃんより遅く入ってきたんかな?それともぺんちゃんだけ記憶を抜かれた‼️とか?すっごい考えれる…。1番~7番が気になる…
すっげぇぇ、なんすごい楽しみ!物語性がスゴすぎる!