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ピピピピピ…⏰
赤
赤
朝…か…
赤
なせだろう
昨日のズキズキが残っている気がする
『”ダサい”奴がお兄ちゃんだなんて思えません…!』
赤
まぁ‥もともとダサいし気にすることないけど
赤
赤
お母さん
お父さん
赤
赤
黄
黄
赤
学校に着くといつも安心する
学校が一番の居場所だ
「あれ…あの子じゃない?」
「!!ほんとだ!!」
「ぇ…でも顔的に…」
「でも…本物かもよ!」
「一回、会長に報告!!」
「だね…!」
赤
椅子に座って、読みかけの本を開く
ファンクラブの会長
赤
バンと教室のドアが開いて、俺の名前を呼ばれて肩が跳ねる
赤
ファンクラブの会長
赤
赤
ファンクラブの会長
赤
赤
兄弟…だけど…
‥‥
赤
ファンクラブの会長
ファンクラブの会長
赤
ファンクラブの会長
赤
ファンクラブの会長
ファンクラブの会長
ファンクラブの会長
赤
ガラガラガラ
赤
なんか疲れた…
赤
『きもい』
『黄様に近づくなよ』
赤
いつの間に…?
クスクス…
赤
いじめ…かぁ…
赤
油性でかかれてる…
赤
気にしない‥気にしない
本を読もう
赤
女子
赤
女子
女子
赤
女子
赤
なんで…どうして…
俺は…何も…してない…のにっ…
この本も何もしてないのに…
どう…してっ…
赤
泣くな
こんなことで泣く必要なんてない
先生
赤
先生‥‥ありがとう…
先生
「はーい」
赤
着替えよう…めんどくさいけど…
赤
赤
ジャージがない…?
朝ちゃんと入れてたけどな…
赤
クスクス…
赤
仕方ない…忘れたっていおう…
女子
赤
…確かに‥俺のジャージ‥だけど…
なんでこんな汚れてるの…?
赤
キーンコーンカーンコーン‥‥
赤
別にお腹空いてないし…持ってきてないし
いいや
赤
なんか視線を感じる‥
「ねぇねぇ!次何する?」
「じゃあ次教科書をビリッビリッに破いちゃお!」
「wwいいね~!」
「黄様に近づくからこうなるのよってww言いたいね」
「それなw」
「地味なくせに!バカでアホなくせにね!」
「wwいいすぎ~」
赤
どうしよう
これだけなのに泣きそうになる
泣いたら絶対バカにされる
泣くな俺
赤
俺は一目散に教室から出た
赤
赤
『”ダサい”奴がお兄ちゃんだなんて思えません…!』
赤
神様どうして俺の居場所をなくしていくんですか…?
赤
赤
足の力が出なくなって、倒れこんでしまう
赤
俺は一瞬頭によぎったのは
黄君なんか生まれてこなければよかったのに
赤
赤
赤
でも黄君は嫌いだ
赤
立ち直りたいけど全然立ち直れない
赤
ギュ
赤
…誰‥?
涙で誰がいるのかが分からない
「…赤兄‥っ」
赤
赤
黄‥君…?
黄
急に謝られても理解が追いつかない
黄
赤
『”ダサい”奴がお兄ちゃんだなんて思えません…!』
黄
黄
赤
黄
赤
黄
赤
赤
赤
黄
黄
黄
赤
赤
黄
赤
黄
そんな優しくされて泣きそうになるよ
でも俺
黄君のこと
…嫌いだから
そんなことしたくない
次回▷黄君が動き出す…!!
結南
結南
結南
結南
結南
結南
結南
コメント
6件
つづき待ってます.ᐟ.ᐟ
続き気になりすぎます!
めっちゃよかったです!✨ 次回が楽しみです‼️