syp
なんでだろ、
怖くないし、涙も出ない
syp
syp
すっ、と下を見る
syp
下には、トントンさんとグルッペンさんが居た
2人の後ろから、慌てて走っている色んな色。
syp
皆して…邪魔をするの…?!
syp
壁の近くをスレスレで落ちていたため、俺は壁を蹴ろうと壁へ足を向ける。
トッ…
syp
思いっきり蹴った。
案の定皆と離れた所へ行けた。
gr
syp
syp
ci
グルッペンとトントンが居る方へ走る。
全力で。
走っていると、先にいるグルッペンが声を荒らげた
gr
ci
上を見ると、ショッピが軽々しい身のこなしで遠くまで飛んでいた
rb
kn
走ってきた方向へと走る。
syp
最後に見たあいつの顔は、今まで見たことがないくらい明るい笑顔だった
グシャッ…
_________
ci
ci
ショッピはあのまま…幸せそうな顔で…ッ、亡くなった
少しだけでも治療ができるトントンが頑張って治療した。
なのに…ッ間に合わなかった…
今のwrwrd!軍は前のような面影は全然ない
グルッペンも戦争を断り続けてるし…
トントンも部屋に篭もるようになった
コネシマとゾムが特にやばくて…
目の下のクマがやばい、きっとここ数日寝れてない
目元が赤いし、泣いてるんだとも思う
まぁ、目元が赤いのは皆そうなんだけど…
ci
あの時、俺が窓から飛び降りて
羽を使えば助かったかもしれないのに
使わないって決めてた羽でも、ショッピを守るためなら使えたのに
ci
俺の部屋には、
ごめんなさい、という言葉1つだけが響いた
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