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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

youside

母親

さっさとしろよ!いつまで時間かけるの!!

母親は、容赦なく殴ってくる。

〇〇〇

っ…!

〇〇〇

すみ…ません

母親

ったく…

母親

何度殴ればわかるのよ

父親

おい、もうあれしかないだろ

母親

そうね

〇〇〇

父親

早く歩け!!

父親の蹴りは、すごく痛い。

〇〇〇

…!!!

〇〇〇

…はい

きっと2階の物置部屋で、

3日間放置されるんだ。

飲食禁止

部屋からは1歩も出られない生活。

父親

早く入れ!!!!

強く押され、ドアに鍵(外から)をかけられた

〇〇〇

この部屋には、窓が1つある

ここは2階

いっその事、窓から飛び降りて死んでしまおうか

〇〇〇

そうしよう…

そうすれば、楽になれる。

両親は出掛けている。

チャンスだ

窓を開け、足をかける。

きっと今から幸せになんてなれるはずない。

家には庭がないから、

道路に向けて飛ぼう。

目をつぶっておこう。

もしかすると両親が帰ってきて、

両親を見てしまったら

私の最期の記憶は、あの両親になってしまうから。

窓の枠を、つま先でけった。

そして、飛び降りた。

〇〇〇

痛く…ない

そうか、何年も暴力を振るわれてきたんだから

痛みを感じるはずない

モトキside

モトキ

終わったぁぁ!

シルク

今日の撮影、終わりな

モトキ

うん

久々のアスレチック動画の撮影のため、

住宅街にある公園に来ていた。

シルク

なぁ、あそこ昼なのにカーテンしまってね?

モトキ

確かに

シルク

日差しが眩しいからとか?

モトキ

今日曇りだよ?

シルク

ま、なんか事情あるんだろうな。

そのとき、そこの家の窓が空いた。

窓には、枠に足をかけた女の子が居た

モトキ

ね、ねぇ

モトキ

あの子、なにしてんの?

シルク

え?

モトキ

飛び降りるとか、ないよね?

シルク

シルク

一応窓の下に居よう

モトキ

うん

俺の予想通り、その子は飛び降りた。

モトキ

…っ!

シルク

…っ!!

なんとかシルクとキャッチした。

モトキ

気を失ってる…

シルク

ンダホ呼んで、病院行ってみるか?

モトキ

…だな

この子に事情聞いて、後で両親に電話しとこう

この作品はいかがでしたか?

401

コメント

7

ユーザー

うぉ好きや

ユーザー

さすがモトキシルク気付きが早い!優しいなぁ…

ユーザー

虐待するな!!やっぱフッィシャーズは、やさしいな~✴

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