こんな展開知りません！番外編

皆さんこんにちは。白雪 暖です。一応この物語の主人公です。

俺は今自宅のトイレにいます。

何故かって…？

小夜先輩(恋人)が今俺の部屋にいるからだよ！！！

ﾋｮｲｯ

ｽﾘｯ

ｶﾞｼｬﾝｯ

ｸﾞｯ…

いじめられるようになったきっかけは、クラスでボス的な立場だった男の子の好きな子と仲が良かったからだ。

仲が良かったと言ってもよく話したり遊んだりしていただけ。

お互い好きだったとかそうゆう訳ではない。

ｶﾞｼｬﾝｯ

「はるちゃん」

名前の事でよくからかわれていた

女の子みたいな名前だって…

折角お母さんとお父さんが付けてくれた名前なのに…

俺はこの名前が好きになれなかった。

ﾋｿﾋｿ…

男子はともかく、周りの女子すらいじめの原因の女の子を慰めるだけで

誰も助けてやくれなかった。

別に、助けて欲しかった訳でもないけど…

自宅

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ♪

そんな俺の唯一の楽しみは、従兄弟の亜希(あき)姉ちゃんと遊ぶ事だった。

亜希姉ちゃんは美人で優しくて、何でも悩みを聞いてくれた。

けれど、そんな亜希姉ちゃんにすら、いじめの事は言えてなかった。

心配を掛けたくなかったから…

数時間後

ﾍﾟﾗｯ

数日後

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

これが俺がBLにハマったきっかけだ。

それから、俺の楽しみは「亜希姉ちゃんと遊ぶ事」に加えて

「BLを見る事」になった。

だけど…

ｹﾞｼｯ

ﾋｿﾋｿ…

俺が腐男子であることがいじめっ子にバレてしまった。

亜希姉ちゃんとBLのコーナーにいる所を偶然クラスの子が見ていたらしい。

それから、いじめはどんどんエスカレートしていった。

ｻﾞﾜｻﾞﾜ…

ﾋｿﾋｿ…

そんな時、転校して来たのが碧だった。

ｹﾞｼｹﾞｼｯ

ｶﾞﾗｶﾞﾗ…

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

ｽｯ

放課後

数年後

高校

ｻｯ

ｶﾞﾊﾞｯ

ｷﾞｭｯ

ﾎﾟﾝﾎﾟﾝｯ

ﾍﾟﾛｯ