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めぐみ
それでさ、私があの二人を救ったの！
優衣
さすがめぐみ、私人だったらぜったい無理だぁ
めぐみ
え、そうなの？
優衣
うん、私多分めぐみいないときついわ
めぐみ
そんなこと言ってたら、いつまでも強くなれないよ！
優衣
ああ！
ドサッ
優衣
不意打ちずるいよ！
めぐみ
勝負の世界でそんなこと言えないわよ？
優衣
う....
スタ、スタ
めぐみ
ん、誰だろう
優衣
散歩の人じゃない？
光太
はぁ、はぁ
光太
思ったよりきついな....
めぐみ
あーーー！
光太
え、あ！
優衣
え、なになに？
優衣
2人とも知り合い？
めぐみ
この人よ、柔道の体験入部で投げ飛ばされた子！
光太
あ、いや、それは、その....
優衣
マジ？！
優衣
あんたすごいね！
光太
えっと、、、
光太
ランニング中なんだけど
優衣
ちょっとこっちではーなそ！
めぐみ
ちょっと優衣！
光太
あ、あの、ちょっと！
光太
あ、あの
優衣
ねーねー教えてよ！
優衣
なんでめぐみ投げ飛ばせたの？
光太
それは、、
めぐみ
この人柔道二段なんだって
優衣
えーー！
光太
あなた確か、、めぐみさん？
めぐみ
うん、光太君だよね？
光太
はい、、
優衣
めぐみ、ちょっと私トイレ！
めぐみ
あ、うん！
光太
....
めぐみ
光太君、なんでいつもそんなに暗いの？
光太
え、、僕暗い？
めぐみ
暗いというか、静かすぎるというか、、、
めぐみ
もうちょっと明るくならない？
光太
ぼく、、、
光太
ぼく、前は明るいってよく言われてたんだよね
めぐみ
え、そうなの？
光太
うん、あんまりいうことじゃないかもしれないけど小学校の頃はクラスで1番明るかった
めぐみ
じゃあ、なんで、、、
光太
中学で視力が悪くてメガネをかけるようになったんだ
光太
そしたら、インキャって言われるようになって少しいじめにもあったよ
めぐみ
そんな、、、
光太
僕ん家そこまで裕福ってわけじゃないからコンタクトに変えるお金はないって言われてるし
光太
かと言ってこの学校バイトできないでしょ
めぐみ
、、、、
光太
それに話す機会が減ってからコミュ障になりがちで何話したらいいかわかんないし
光太
あ、、ごめん
光太
！！！
めぐみ
本当は少し辛かったんじゃない？
めぐみが光太の背中をさする
光太
そ、そんなこと、、
めぐみ
正直に言っていい？
光太
なに？
めぐみ
光太君絶対メガネない方がいいと思う
光太
そ、そうかな、、
めぐみ
だってほら
光太
あ、ちょっと
光太のメガネを外す
めぐみ
うん、やっぱり光太君イケメンだよ
光太
め、めぐみさん、顔近い、、
優衣
ごめーん、トイレ長引いちゃっt
優衣
あああああああああ！
優衣
なにしてんの二人とも！
優衣
って、、誰？
優衣
めっちゃイケメンじゃん！
めぐみ
これ光太くんだよ
優衣
え、ほんとに？
光太
はい、光太です
優衣
マジ、超イケメンじゃん！
光太
そ、そんなこと、、ないですよ
優衣
んー、でもなんかね
優衣
もう少し明るくなってもいいんじゃない？
優衣
なんか顔に合ってないと言うか、、、
光太
そんなこと言ったら僕みたいな人たくさんいますよ、、
めぐみ
やっぱり優衣も？！
優衣
まずさ、あなた柔道部員なんでしょ？
優衣
もっと声大きくなきゃみっともないよ
めぐみ
そうだよ、ここで発声してみよ？
光太
え、ここで？！
優衣
いくよ、せーの！
めぐみ
あーーーーーーー！！！
優衣
あーーーーーーー！！
光太
あー、、あぁ、うぅ
優衣
光太君、声が小さーーい！
光太
は、はい！
めぐみ
あ！
優衣
お、いい返事出るじゃん
光太
あ、、、
優衣
その調子でもっかい！
光太
えー！
めぐみ
明後日の部活が楽しみだ！
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