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回を追う毎にある謎が解けるとまた別の謎が深まっていく感じ…。めっちゃ好きですッッッ
最高すぎます!! どんどん謎が解けていく感じがめちゃくちゃ好きです!
最高すぎです!ぶくしつです✨
赤side
紫
紫髪は2人を見ながら言うと俺に背を向け、まだかいていない雪の上を歩いて玄関に向かっていった
小さくなる背中を見つめた後2人に視線を向けた
それに気づいたのかこっちに手を振っている
軽く振り返して玄関までの道を作っていく
最後の雪をどかしスコップを邪魔にならないところに投げて階段に座り2人を眺めた
紫side
窓に指先をつける
楽しそうな2人を見つめる1人の男の子
まだ誰もいない教室ではここまで楽しそうな声が聞こえてくる
何を言ってるかはわからないが
紫
振り向くとさとみくんが立っていた
紫
紫
桃
チラッと窓の外を見る
紫
そう提案するともう隣まできたさとみくんは窓の外を見るなり了承した
分厚くて重たいドアを開けると風が入り込んできた
紫
桃
マフラーをしてても体が震えている
屋上からグラウンドを見るともう誰もいない
紫
さとみくんは少しの間を開けて「ふーん」と答えた
紫
桃
そう言うさとみくんは白い空を見上げている
口からは白い息
さとみくんは歩き出しフェンスに手をかけると振り向いて
桃
と微笑んだ
青side
ギリっと掌を握る
耐えられなくなった僕は階段を降りた
さっき彼奴が莉犬くんと話していたのを思い出す
これ以上近づいてほしくないのに
ハッと我に帰る
黄
黄
青
るぅとくんはツンと人差し指で僕の眉間を軽く押す
黄
青
黄
黄
黄
僕の手を握って歩くるぅとくんは笑い混じりに言う
青
黄
黄
青
頷くとるぅとくんは眉を下げて微笑み僕の頭を撫でた
青
黄
余裕のあるるぅとくんにムカつきネクタイを引っ張る
青
くっつけた唇を離して耳元で囁き、るぅとくんを置いて早足に生徒会室に向かった