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■わかってなかった■ 再掲
ども、なんだか気苦労の多い塁斗です。
よく気がついて気配りもできて空気も読めるのに、何でココはわかんないの?? っていう、
そんな人が隣りにいると、さっさとどうにか形になってくれよって祈りたくもなりません?
兎「ほんとエルくんって面白いんだよな~!いっつもオレのこと可愛いねって言うんだよ、オレ男子じゃんアハハ!」 塁「へぇ···」
それは本心ですよ。 エルくんじゃなくたって、うーくんてば誰が見ても可愛いんですから。
兎「あと急にドラマみたいに『愛してる』とか言うの、しかもエルボイス!も~そんな事マジな顔で言うから何のギャグ?って言ったら、うーくんわかってないって。オレ笑いの沸点が違うのかな~」
···わかってない。 というかニブイにもほどがある、エルくん可哀相すぎでしょ!
言っちゃえばそういうとこもエルくんには可愛いんでしょうけどね。
まあ惚れた相手が悪かったと諦めて、エルくんにはひたすら頑張ってくれと祈るだけです。 ···なんて呆れてたら、その数日後。
塁「どしたんですかうーくん?」 兎「や、あの、···エルくんがその、」
塁「あれ?進展でもありました?」 兎「しししんてん!///」 え、違うの?
兎「いや、か、可愛いとか、あ、あ、ああ愛してるとか言うから~~///」 塁「いつものことでしょ?大体こないだは笑ってたじゃないですか」
兎「こ、こないだは、その、」 塁「なんですか」
兎「俺のこと、す、好きだって、しし知らなかったからっ///」
あ、 ようやくですか。 僕の祈りが通じたんですね、そうですかそうですか。
塁「あの、お言葉ですけどソレ今更ですよ?」 兎「へ?···いまさら?」
塁「あんだけ猛アピールされてギャグだと思って笑ってるうーくんが尋常じゃなく鈍いです」 兎「······」
この人、本当にわかってなかった。 やはり只者じゃない。 ···で、
塁「付き合うことになったんですね?」 兎「えええ!?そそそれはその、まだ···返事してない···///」
···へぇ。 時間の問題でしょうけど。
L「おはよーす」 塁「あ、エルくんおはよう」 兎「うあ!」
L「うーくんおはようございます」 兎「お、はよ···///」
だから意識しすぎ。
L「今日も世界中の誰よりも可愛いっすね」 兎「え、あの、///」 L「そんなに真っ赤なったらここで食べちゃいますけど?」 兎「ちょ、エ、エルくん···!///」
あの~エルくん。 そうですか余りのニブさに業を煮やしたんですか。 でもね、
塁「うーくん倒れそうじゃないですか、手加減してあげないと」 L「いやいや手加減なんてしてたら一生このまんまやで」
···うん、確かに。 とても手加減してるとは言えないようなあのアピールでも、平和に笑ってましたから。
塁「でもまだ付き合ってないんでしょ?」 L「そうなんよね。うーくん今この場で返事もらってもええかな」 兎「へんじ···?」
L「俺のこと好きならうーくんからキスして?」 兎「えぇ!?///」
L「逆に俺と恋人になるって決めたんやったら、俺に大人しくキスされて?」 兎「えぇぇえぇ?!///」
逆にじゃねえだろ···
塁「じゃ、先に行ってますんで~」 兎「るっ塁斗くん待って置いてかないで!ちょ、エルくんそんな抱きしめたら苦し、···ふぇ、んむ···ッ///」
いきなりディープキスかよ。 くちゅくちゅやらしい音立てやがって。
うーくん腰が砕けちゃって、エルくんが抱きしめてなきゃ立ってらんないじゃん。 つか、そのまま押し倒すなよ?
まぁさっきの選択肢からすると、これでうーくんは恋人になるって決めたということになるんですね。 とりあえずおめでとう。
良かった良かった、こちらとしてもいろいろと良かった。 ······ただ。
エルは言うまでもないにしろ。 何だか予想以上にうーくんが、なかなかのレベルでエルに溺れちゃう事による二人のばかっぷるぶりが。
この先周囲を悩ませることになるってのは、わかってなかった僕です。 END
コメント
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塁くん!!!!ありがとぉぉ!! ここからばかっぷるが誕生したのか、、
塁くんありがとうwわかりやすいよww これがバカップルの始まりか…朝見たのですが入学式だったので(;´∀`)式前にいいもの見れました!!!!wwえーっと今日も兎くんは可愛い!!!!可愛い!!!!っとφ(..)メモメモ