はろ〜えぶりわん
10話目!
おそらくこれで最終回になります
それでは
ユメのオハナシヘれっつご〜
俺は
いつからか自分に自分で重荷をつけていた
苦しいのに
悲しいのに
その重荷は俺の背後から離れない
なぜだろう
俺が俺につけてる重荷
なのに
俺から降ろすことはできない
いや…
降ろしたくないんだろう
きっと
もう
俺から大切な物が一つでも溢れないように
足掻いてるんだろう
もう
随分と前の事だ
俺の家はお世辞にも楽とは言い切れない家だった
それでも
母と
俺で
楽しく過ごしていた
ないこ
ないこ
ないこママ
ないこ
俺は昔から周りより少し恵まれた体を持っていた
木を丸々4本はかつげるし
足も隣町の店まで1分で着く
魔法も扱えて
封印や呪いも操れる
空だって飛べるし
俺にはその頃
この恵まれた体を使ってみんなを助ける
なんて呑気に夢見てた
ないこ
母はとても優しく
俺の師匠だった
ないこ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこ
こんな幸せがずっと続くと思ってた
でも
魔物
住人
住人
いきなり俺の住んでいた村に魔王軍が攻めてきた
訳がわからなかった
ないこママ
ないこママ
魔物
ないこママ
母は一人で戦っていた
ないこ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこ
ないこ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
魔物
ないこママ
ないこママ
ないこ
ないこママ
俺は凄く凄く悩んだ
逃げたかった
怖かった
でも
母さんがいなくなってしまうんじゃないかって不安だった
でも俺は
ないこ
母さんの指示に従うことが一番だと思い
そのまま避難した
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
住人
住人
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ここでも判断を戸惑った
今すぐにでも俺は母さんの所に合流したかった
いいや違う
母さんの無事を確認したかった
でも…
万が一母さんが死んでたら?
そんなん俺には勝てっこない
ないこ
そんな風に
悩んでいたら
ドカーン
ないこ
魔物
あっちで大きな爆発が起きた
怖かった
でも
居ても立っても居られなくて
ないこ
ないこ
住人
住人
わかってた
ないこ
ないこ
ないこ
この判断は正しかった
ないこ
ないこ
着いたそこには
沢山の魔物の屍
燃え盛り今はもう原型がわからない家屋
そして
魔王
と
癪に触る笑い方をする魔王と
ないこママ
ボロボロになった母がいた
ないこ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこ
魔王
魔王
魔王
魔王
魔王
魔王
ないこ
魔王
そして母の腹には風穴が大きく開いた
ないこ
魔王
魔王
ないこママ
ないこママ
ないこ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこ
ないこ
この時の俺は
悲しみ
苦しみ
絶望
怒り
妬み
恨み
怨念
混乱
色々混ざり
変に冷静だった
ただ
目の前の
1番の倒すべき相手に集中するため
他のことは考えなかった
だから…
涙も止まった
ないこ(マジギレモード
輪に触れ。
思いを込めたら
自分の周りに桃色の…まるで自分の髪の色を彷彿とさせる
炎が俺を取り巻いた
俺はその瞬間
真っ白な世界にいた
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこママ
ないこ
ないこ
ないこママ
ないこママ
ないこ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこママ
ないこ
ないこママ
ないこ
ないこ
そして
目が覚めると
目の前には
魔王が死んでいて
俺は
いつの間にか
魔王を
倒していた
ないこ
全然倒している最中のことは覚えていない
押し寄せてくるのは
後悔だけだった
ないこ
ないこ
ないこ
そんなことばっかり
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
泣き崩れた
ずっとずっと泣いた
身体中の痛みも
息のしづらさも
全て忘れるぐらい泣いた
ないこ
ないこ
ないこ
そして
泣き疲れ
もう
光が見えなくなったとき
LAN
らんらんに出会った
ないこ
とても月が綺麗な日だった
母の死を弔うような
俺を惨めにするような
俺の死を止めるような
魔王討伐を祝福するような
まだ希望はある…そう言っているような
そんな
美しく、眩しく、嫌らしく、嫉ましい
そしてその人
俺は決めた
もう
こんな思いをする人が出ないように
俺の幸せを誰にも奪わせないように
強くなると
そこからはずっと自分の中に不の感情が蓄積され続けた
苦しい
投げ出したい
そんな事ばっかりだった
でも
俺がやらなきゃ
俺が強くなきゃ
俺が…
でも
違ったみたい
りうら
ほとけ
初兎
いふ
悠佑
アノマ・派亥華・宮殿
神我慰衣・シャンロネル・寿院
LAN
暇なつ
こさめ
いるま
みこと
すち
ないこ
俺の周りには
元気で
うるさくて
生意気で
馬鹿ばっかだけど
優しくて
強くて
頼れる
そんな奴ばっかりだ
だから俺は…
いふ
いふ
ないこ
みんなを信じて
一回
俺を許して
重荷を降ろしてみようと思う
ないこ
ないこ
ないこ以外
らん以外
LAN
LAN
アノマ・派亥華・宮殿
神我慰衣・シャンロネル・寿院
ないこママ
ないこママ
ないこ
ないこ
ないこママ
ないこ
ないこ
りうら
ほとけ
初兎
いふ
悠佑
悠佑
LAN
神我慰衣・シャンロネル・寿院
LAN
暇なつ
こさめ
いるま
みこと
すち
みこと
ここまで
いい感じにまとまったかな?
書いてて心が苦しかった…
このストーリーはこれで終わりだけど
見てくれてありがとうございました!
沢山応援してくれて嬉しかったです
♡
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ぐっばい