ある雨の日だった
真っ赤に染まった手
暴走した自分
動かなくなった真っ赤な物体
血まみれのレインコート
いつものように正気を取り戻したら
素早くレインコートをしまう
血がつかないように
そして持ってきた傘をさして
静かに立ち去る
そして夜の静かな道を
歩く
しばらくすると
いつもの角が見えた
だがその前に
少年がいた
雨に打たれて
小さくくるまっている
でもそれは
"小さな紫陽花みたい,,
そう自分は思った
そして無自覚に
jp
と
声をかけていた
すると少年は
ya
水を得た魚のような
そんなキラキラした目を見せた
ここから
始まった____。
NEXT♡800
コメント
6件
雨の中小さくくるまってる…紫陽花って丸い形だし、小さい花みたいのが集まってるから確かに見えるのかって思った(?) 毎回言葉遣いが凄すぎるんよ…楽しみに待ってます!
新作ですかー!!絶対面白い(=^▽^=)続き楽しみです!