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いつの間に好きになってたのか

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いつの間に好きになってたのか

1 - いつの間に好きになってたのか

♥

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2019年06月10日

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にゃんちゃん

こんにちは〜!にゃんちゃんです!

にゃんちゃん

今回は、「いつの間に好きになってたのか」の番外編を書こうと思います!

にゃんちゃん

あ、番外編なので本編を見たほうがもっと楽しめるかな?

にゃんちゃん

因みに今回も閃いたので書きますw

にゃんちゃん

それに今回は冷斗君が主人公です!

にゃんちゃん

それでは、どうぞ!

あの告白から1ヶ月・・

僕達は何の進展もない。

黒神冷斗

はぁ・・

どうすれば手を繋ぐ先の事をしてくれるんだろう・・

緑川嵐

冷斗?

黒神冷斗

何?

緑川嵐

いや、どうしたんだよ?溜息なんて付いて

黒神冷斗

ああ・・

本当にこの親友・・恋人は感が鋭くて困る。いや、一緒に帰ってる時に考えてたからか。

黒神冷斗

別に・・

緑川嵐

何かある時、決まって溜息ついてる奴が何言ってるんだよ。

黒神冷斗

え!?

黒神冷斗

俺そんな事してたの?

緑川嵐

まぁ気付いてねぇのは当たり前か。明らかに無自覚そうだったし

うわ、死にたい。全く自分で気付かなかった・・。

緑川嵐

だから、何かあったのか知りたいし、話してくれよ。

黒神冷斗

・・・

・・・どうしよう

言ってみるか?手を繋ぐ先の事をしたいなんて。

黒神冷斗

(・・言える訳ない)

緑川嵐

冷斗?

黒神冷斗

悪いけど、言えない。

緑川嵐

え?

黒神冷斗

もう家着いたから、また明日な

緑川嵐

おい、冷斗・・!

嵐が俺を呼んでる声を聞きながら俺は玄関を閉めた。

黒神冷斗

あーくそ///

顔は、今まで体験した事ないくらい真っ赤だった。

翌朝

緑川嵐

冷斗、おはよう

黒神冷斗

おはよ、またうちの前で待ってたのかよ。

緑川嵐

当たり前だろ!一緒に学校行こうぜ!

黒神冷斗

ああ

・・・いつも通りだな。

昨日の事、気にも止めてないって事か?

黒神冷斗

ッ・・(ズキッ)

気にしない方が良いはずなのに、何で傷付いてんだよ・・俺。

緑川嵐

なぁ、冷斗

黒神冷斗

!な、何?

突然話し掛けてきたからか俺は心臓の中で飛び上がった。

緑川嵐

・・・今週の日曜日、空いてるか?

黒神冷斗

え?まぁ・・つかお前日曜日大会とか無いのかよ

緑川嵐

無いから誘ってるんだよ。

緑川嵐

ゆ、遊園地にな!

黒神冷斗

・・・え?

想定外の言葉が来たからか、俺はフリーズしてしまう。

緑川嵐

おい、冷斗?

緑川嵐

大丈夫か?別に行けないなら良いんd

黒神冷斗

行く!

緑川嵐

!?

思ったよりも大きい声が出てしまった・・かなり恥ずかしい。

黒神冷斗

えと、行ける・・

緑川嵐

くっ、あはは!よし、じゃあ日曜日の午前10時に正門集合な!

黒神冷斗

笑うなよ!了解!///

緑川嵐

最近顔赤い事多くね?w

黒神冷斗

誰のせいだ誰の!///

緑川嵐

俺の所為だったなw

黒神冷斗

自分で分かってんじゃねぇか!

あ、今気付いたけど、この会話結構恋人同士っぽい?

緑川嵐

じゃ、また明日な。

黒神冷斗

ん、また明日。

僕達は別れの挨拶をして、僕は昨日よりも静かに玄関を閉めた。

【日曜日、正門にて】

現在9時40分

黒神冷斗

ちょっと早く着き過ぎた・・

楽しみだったってのバレるな・・これ。

黒神冷斗

・・暇潰しにゲームでもしてるか

立ちながら俺はゲームに没頭する。

緑川嵐

おーい、冷斗ー?

黒神冷斗

うわぁ!?

だからか、嵐が来ていた事に全く気付かなかった。

緑川嵐

驚き過ぎたろwどんだけ集中してんだよw

黒神冷斗

面白くて・・

余程集中してたんだろう。いつの間にか10時を過ぎていた。

緑川嵐

まぁ取り敢えず、行こうぜ!

嵐は当然かの様に手を出した。

黒神冷斗

!?///

黒神冷斗

あ、えと・・///

緑川嵐

どうした?

黒神冷斗

(余裕そうな顔しやがって・・///)

少しヤケクソも入れながら俺は嵐の手を取る。

黒神冷斗

(う、今更だけど恥ず・・///)

どうせ俺だけが恥ずかしがってるもんだと思った俺は、嵐の顔を見る様にして上を見た。

黒神冷斗

!(赤くなってる?)

予想外で、俺も真っ赤になった。手を繋いだだけでも恥ずかしかったのに、こんな顔見たら・・

黒神冷斗

(すげえ愛おしいとか思っちまうだろ!馬鹿///)

顔を真っ赤にしながら手を繋いでいる2人を大勢が見たのは言うまでも無い。

【夕方・・閉館前】

緑川嵐

結構遊び尽くしたな!

黒神冷斗

ん、楽しかった

緑川嵐

だよなー!また来ようぜ!

黒神冷斗

うん

黒神冷斗

・・なぁ、嵐

今なら他に誰もいない。

緑川嵐

ん?何だ、冷斗

今日こそ・・

黒神冷斗

僕、嵐と・・

緑川嵐

・・!(なるほどな)

緑川嵐

冷斗

黒神冷斗

?何・・っ///

また気付かなかった。下を向いてたから。

緑川嵐

ん///

黒神冷斗

んむぅ///

2人の唾液が絡む音が、夕方の遊園地に響く。

黒神冷斗

(誰か見てるかも知れないけど・・そんなの、どうでも良い///)

緑川嵐

ん、ふ///

黒神冷斗

っあ///

散々絡み合った唾液を垂らしながら、2人の口が離れた。

黒神冷斗

な、な・・///

いきなりディープは無いだろとか、場所を考えろとか

言いたい事が沢山あるはずなのに、力が入らない。

緑川嵐

悪い・・止められなかった

黒神冷斗

ば、馬鹿・・嵐///

腰が抜けた僕を、嵐は強く抱き寄せた。

緑川嵐

ずっと、こういう事したいって思ってた・・

黒神冷斗

・・じゃあ、何でしてくれなかったんだよ///

嬉しい言葉の筈なのに、つい僕はまた素っ気なく聞いてしまう。

緑川嵐

・・大切だからだよ。

黒神冷斗

へ?

緑川嵐

大切だから、簡単に手を出せなかったんだ。

黒神冷斗

・・〜ッ!///

こいつと居ると、本当に恥ずかしい思いばっかだけど・・

今日は、こいつの余裕が無い顔見れたし、まぁ良いか。

僕は、そんな事を思いながらこの親友であり恋人と手を繋ぎ、笑った。

にゃんちゃん

はい、という訳で

にゃんちゃん

如何でしたか?

にゃんちゃん

なんか本編よりも長くなってる気がするけど・・其処は置いておきましょう!

にゃんちゃん

えーと、もしこの2人のお話が見たい!って方はお題と一緒にリクエストしてくれると嬉しいです!

にゃんちゃん

よろしくお願いします!

にゃんちゃん

それでは、また!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

1

ユーザー

良いところで誤字ってしまいすみませんでしたぁぁあ!

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