テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
rara🎼
nmmn注意⚠️ キャラ崩壊注意⚠️ 誤字脱字注意⚠️ 兄弟パロ、執事パロ
rara🎼
rara🎼
rara🎼
最終話 恋より先に、忠誠を。
桜が満開を迎えた、学園の朝。
新年度の始まりと共に、生徒たちの笑い声が校舎中に広がっていた。
その中にあって、特別な朝を迎えていたのが──六人の彼らだった。
屋敷からの登校中。
みことはすちと並んで歩きながら、カーディガンの袖をぎゅっと引っ張った。
みこと
みこと
すち
すち
みこと
真っ赤になって照れるみことの手を、すちはそっと握る。
その指先から伝わるぬくもりは、かつての“主従”を越えた、たしかな愛情の証だった。
一方──昇降口前。
なつ
こさめ
こさめ
驚くこさめの肩に、なつはそっと腕を回して寄り添う。
すれ違う女子たちが小さくざわつくのも気にせず、堂々とした態度でこさめの髪を撫でる。
なつ
なつ
こさめ
なつ
なつ
耳まで赤くなるこさめを見て、なつは得意げに笑った。
こさめ
なつ
こさめ
その問いに、なつは迷いなく答えた。
なつ
なつ
こさめ
こさめ
そして──教室前の廊下。
らんがロッカーを開けていると、ふいに背後からふわりと腕が伸びてきた。
らん
いるま
いるま
らん
いるま
らん
耳まで真っ赤になりながらも、らんはそっといるまの手を握り返す。
らん
らん
いるま
いるま
らん
やがて、朝のチャイムが鳴る。
席に着いた六人は、それぞれの隣に“誰か”がいることが、当たり前になっていた。
こさめはなつに見守られ、みことはすちの横で微笑み、らんはいるまと目を合わせて頷いた。
もう、“隠す”必要なんてなかった。
“主と執事”という関係では語り尽くせない想いが、“恋人”という名前で、ようやく自由になったのだ。
──彼らの恋は、忠誠の上に咲いた。
誰より誓い合い、誰より想い合い、そしていま、誰より堂々と、互いを好きだと言える。
みこと
すち
すち
こさめ
なつ
なつ
らん
いるま
いるま
春風が教室の窓をくすぐる。
恋と忠誠の物語は、いま──堂々と咲き誇った。
fin.
rara🎼
rara🎼
rara🎼
rara🎼
rara🎼
コメント
4件
最高すぎました!!!!!!!!!!!!
最後までめっちゃ良かった✨✨ お疲れ様でした〜 他の作品もがんばってくださいね! 楽しみに待ってますー!