テラーノベル
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君の熱、僕の心
える
える
える
🎼🌸side
その日、いるまは朝から様子がおかしかった。
顔は少し赤くて、動きもいつもより鈍い、
俺が話しかけても、返事はするけど、どこかボーッとしている。
らん
らん
いるま
らん
らん
俺は強引にいるまをソファに座らせ、
額に手を当てた。
明らかに熱い、おでこだけでも分かるくらいの高熱だった。
らん
いるま
泣きそうになる俺の姿に
いるまは、申し訳なさそうに目を逸らした。
いるま
らん
いるまを寝かせたあと、俺は冷えピタとタオルを用意し
買い置きのゼリーを持ってきた。
その間も、何度も彼の様子を確認した。
らん
いるま
スプーンで1口すくって差し出した。
いるまは、照れながらもそれを口にする。
いるま
らん
いるま
らん
そう言って俺は、そっといるまの手を握った
ひんやりとしたタオルとは対照的にその手は温かかった。
🎼📢side
数時間後、熱は少し下がっていた
眠っていた俺が起きると、横にはらんが寄り添って座っていた
ソファにも行かず、ずっとそばにいたのだろう
いるま
らん
いるま
ゆっくりと起き上がり、らんの頭に手を乗せた
いるま
らん
いるま
らん
いるま
そのまま、らんがするっと抱きついてくる
らん
いるま
病み上がりのぬくもりに、らんの優しさが溶けていく。
ふたりの時間は今日も暖かく流れて行った。
END
コメント
1件
主様お疲れ様です✨️💜くんが元気になって良かったです✨️🩷💜尊すぎます✨️可愛いすぎます✨️続き楽しみです✨️無理しない程度に投稿頑張ってください