君の熱、僕の心
える
最近、投稿頻度高くない!!
える
頑張ってるっ!
える
ぐっどらっく!
🎼🌸side
その日、いるまは朝から様子がおかしかった。
顔は少し赤くて、動きもいつもより鈍い、
俺が話しかけても、返事はするけど、どこかボーッとしている。
らん
いるまっ、
らん
なんか変だよ...、顔...赤いし...
いるま
....別に...大丈夫だって、
らん
大丈夫なわけないでしょ!
らん
手、貸して!
俺は強引にいるまをソファに座らせ、
額に手を当てた。
明らかに熱い、おでこだけでも分かるくらいの高熱だった。
らん
....っ、こんなに熱あるのに、我慢してたの....?
いるま
....寝たら治ると思ってた。
泣きそうになる俺の姿に
いるまは、申し訳なさそうに目を逸らした。
いるま
......悪い。
らん
謝らないで......。とにかく、ベット行こ?
いるまを寝かせたあと、俺は冷えピタとタオルを用意し
買い置きのゼリーを持ってきた。
その間も、何度も彼の様子を確認した。
らん
いるま、ゼリー食べられる?
いるま
......少しなら。
スプーンで1口すくって差し出した。
いるまは、照れながらもそれを口にする。
いるま
......子どもみたいだな。
らん
子どもでいいよ。今は甘えて、
いるま
...っ、お前、まじ優しすぎ//
らん
......だって、心配なんだもん...//
そう言って俺は、そっといるまの手を握った
ひんやりとしたタオルとは対照的にその手は温かかった。
🎼📢side
数時間後、熱は少し下がっていた
眠っていた俺が起きると、横にはらんが寄り添って座っていた
ソファにも行かず、ずっとそばにいたのだろう
いるま
......らん...?
らん
起きた...?大丈夫?
いるま
.....あぁ、お前のお陰だな
ゆっくりと起き上がり、らんの頭に手を乗せた
いるま
ありがとな
らん
ううん。いるまが元気じゃないと、俺、心配だから。
いるま
....じゃあ、これからはちゃんと、体調管理するわ。
らん
ほんと?
いるま
本当だよ。
そのまま、らんがするっと抱きついてくる
らん
....今日はもう、ずっとこうしてたい...
いるま
それは、俺が言いたいセリフなんだけど...笑
病み上がりのぬくもりに、らんの優しさが溶けていく。
ふたりの時間は今日も暖かく流れて行った。
END







