僕の家は、生まれつき貧乏だった。
だから、学校でからかわれることが再々あった。
クラスメイトA
クラスメイトB
直樹(なおき)
それは、歳を重ねる毎に辛くなっていった。そして、とうとう耐えきれず母に八つ当たりしてしまった。
母(はは)
母(はは)
母(はは)
そして、僕は中学校を卒業したあとすぐに働き始めた。
直樹(なおき)
そんな日が続きお給料日。
仕事場の先輩
直樹(なおき)
昔馬鹿にした奴らを見返したかった。もう、自分の力でゲームが買えるんだぞって…
けれど、買って帰ったものはゲームじゃなかった。
直樹(なおき)
愛夢(あん)
愛夢(あん)
妹には高い服を。
愛夢(あん)
直樹(なおき)
母(はは)
母にはハンドクリームとハンカチを。
直樹(なおき)
そして、数年後。僕は結婚式を挙げた。
母は、僕が買ったハンドクリームとハンカチをカバンの中に大切にしまって大切そうに見つめていた。
コメント
1件
これさTIK TOKにめっちゃ似たやつがあった