春、私は東京の専門学校に行く関係で家を出ることにした
○○
じゃあ、あっち着いたら連絡するね!
母
わかったわ
母
何度も言うけど体調と戸締まりには充分気をつけるのよ?
○○
はーい!じゃあね!!
母
うん、頑張れ
○○
ありがと!
○○
(♪〜あ、そうだ隣の部屋の人に挨拶いかないとな…
♪♫〜
○○
(あ、降りなきゃ
○○
トラック来る前にある程度は綺麗にしとこ…
、、、
○○
よし!じゃあ次は〜お隣さんに挨拶いかないと!
ピンポーン
ガチャ
○○
あ、はじめまして!あの、隣に引っ越してきた✕✕と申します。よろしくお願いします。
大森元貴
大森ですーわざわざ挨拶来てくれたの〜?
○○
あ、はい、母に失礼のないようにと言われたので…
大森元貴
しっかりしてるね、大学生?
○○
あ、そうです!今年から東京の専門学校に…
大森元貴
へーすごいなぁ
若井滉斗
どしたー?
大森元貴
あ、若井…隣に引っ越してきた✕✕さんが挨拶来てくれて
若井滉斗
どーも!若井滉斗です!!
○○
こんにちは〜✕✕です
藤澤涼架
え!引っ越してきたの〜?
○○
あ、どうも!
藤澤涼架
こんにちはー藤澤です!
○○
(??みんな苗字違うな、
大森元貴
あ、僕達シェアハウスしてるの、
○○
あ、そうなんですね!
大森元貴
ここで話してるのもあれだしどうぞ入って!
大森元貴
散らかってるけど笑
○○
えぇ、そんな、
大森元貴
いいからいいから、2人もっと話したそうだし笑
○○
じゃあ…失礼します
、、、
若井滉斗
てか下の名前教えてよ!
○○
あ、○○です
若井滉斗
○○ちゃん!どこから来たの??
○○
長野から来ました!
藤澤涼架
え!僕も長野出身だよ!
○○
そうなんですか!?すごい偶然!
大森元貴
涼ちゃんはなんでこっち来たんだっけ、
藤澤涼架
えぇ!普通忘れる!?笑
藤澤涼架
えっとねー、、、あれ?僕も忘れちゃった笑笑
若井滉斗
やばすぎ笑笑笑
若井滉斗
てか○○ちゃんは何目指してるの?
○○
あ、えっと…美容師に、なりたくて、
若井滉斗
いいね〜美容師!
若井滉斗
じゃあ俺の髪も切ってね!!約束!
○○
はい笑笑
、、、
大森元貴
待って!もう6時じゃーん、あっという間だわ〜
○○
あ、じゃあ私そろそろ…
藤澤涼架
またおいで〜!
○○
はい!!
その日の夜
○○
あ…やべルーズリーフなかったんだ…
○○
確か近くにコンビニあったよね、
コンビニへ向かっていると…
ガシッ
○○
え…
男
こんな時間にどーしたの?ひとりー?
○○
あの…
男
ここ危険だからさ〜そこのホテル一緒に行かない??
○○
え…あの、大丈夫です…
○○
(怖い…
男
いいじゃん、ね??
○○
いや…
○○
やめて…
男
震えてんじゃん可愛い〜そそるわ〜
「あれ?○○ちゃん!?」
○○
…あ、
男
チッんだよ、男いたのかよ…
そう言い男は去っていった
○○
っ…
○○はさっきまでの怖さと涼ちゃんがきたという安心で泣き崩れてしまった
藤澤涼架
怖かったよね、もう大丈夫…大丈夫だよ、
涼ちゃんはそう言いながら背中をさする
○○
っ…ありがとう…ございます、
藤澤涼架
大丈夫?落ち着いた??
○○
はい、ありがとうございました…
藤澤涼架
引っ越してきた日にこんなことがあったら怖いよね…
○○
はい…
藤澤涼架
昼間伝えればよかったけど実はここらへん荒れててね、
藤澤涼架
夜はあまり一人で出歩かないほうがいいかも…
○○
そうなんですね…気を付けます、
、、、
○○
あ、そういえば藤澤さん大森さんたちに涼ちゃんって呼ばれてましたけど下のお名前なんですか?
藤澤涼架
あ、そういえば言ってなかったね、
藤澤涼架
僕の下の名前は涼架!涼しいに架け橋の架で涼架!
○○
涼架さん、
藤澤涼架
うん!てか涼ちゃんって呼んでよ!!
○○
涼ちゃん、
藤澤涼架
うん!ありがと〜
📞♪〜
藤澤涼架
あ、ちょっとごめんね…
藤澤涼架
もしもし?…うん、…今○○ちゃんと一緒……うん、わかった…はーい!じゃあねー
○○
?
藤澤涼架
元貴から、
藤澤涼架
僕コンビニ行くって言って出てきたから遅いって心配してくれて笑ついでにお菓子買ってきてだって笑
○○
あ…私もコンビニ行こうと思ってたんです、
藤澤涼架
あ、そーなの?じゃあ行こっか!
○○
はい!
藤澤涼架
ルーズリーフ?あ、そっか!勉強するもんね〜
○○
はい、終わったの忘れてて、
藤澤涼架
美容師か〜、何で美容師になろうと思ったの??
○○
…実は昔、よく一緒に遊んでいた年上の男の子がいて…その男の子が美容師になりたいと言ってたんです…
○○
それで、私も美容師になりたいと思ったんです。それで、私はその名前も知らない男の子と約束したんです。
○○
将来一緒に美容師になろうって…それでお互いの髪を切ろうって、でも…その男の子…事故に遭って、記憶をなくしてしまったんです…
○○
それで…その男の子東京に引っ越しちゃって…それ以来会えてなくて…だから私は美容師になってその男の子を見つけ出して髪を切ろうって決めたんです!
藤澤涼架
そ…っか、ごめんね…辛いこと話させて…
○○
いえ!大丈夫ですよ
藤澤涼架
僕はさ…その男の子の代わりにはなれないかもだけど…できる限り協力したいから何かあれば言ってね!
○○
はい!ありがとうございます!
藤澤涼架
じゃあ、ゆっくり寝てね
○○
はい!ありがとうございました
藤澤涼架
うん!じゃあ、おやすみ
○○
あ、あの!!
藤澤涼架
ん?
○○
れ、連絡先…交換してもいいですか、?
藤澤涼架
え、もちろん!、
そして2人は連絡先を交換した
藤澤涼架
ありがとー
○○
こちらこそ!
藤澤涼架
じゃあ、おやすみ!
○○
おやすみなさい!
大森元貴
涼ちゃんおかえりー
藤澤涼架
ただいま〜
大森元貴
○○ちゃんといるって言ってたけど何かあったの?
藤澤涼架
いや〜、○○ちゃんが変な男に絡まれてたからさ…
若井滉斗
え!?大丈夫だったの!?
藤澤涼架
うん、すぐどっか行ったから、でも○○ちゃんが泣き崩れちゃったから落ち着くまでファミレスで話した
大森元貴
あら〜トラウマにならなきゃいいけど、
藤澤涼架
…大丈夫だと思うけどな、
一方○○は…
○○
(ん〜〜〜、何かな…涼ちゃんさんのあのふわふわした感じ、あの時の男の子と似てるんだよね…、…まさかだけど……
○○
(なんて、気のせいか!寝よ寝よ