テラーノベル
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黄
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黄
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君にはもう 呆れられている
僕が全部だめなのは 全て分かっている
ひとりじゃ起きられないのも 忘れ物を取りに一緒に遅刻したことだって
君は全部よく出来る だから僕の存在が 正直鬱陶しいんだとも感じる
けれど僕はそんな君に まだ甘えている
高校2年生までにもなって 幼なじみの君の手を借りないと 生きていけない
きっと僕は君に 依存しているのかな
1時間目から体育 こんなにも暑いのに体育館には 扇風機も何も無い
青
黄
青
黄
青
青
君は僕に今日は暑いと伝えていた それなのに自分は長袖で来るという 少しおバカな状況だ
昨日まで僕も長袖だったが 今日から夏服に変えた
さすがの寒がりの僕でも 耐えられないくらい今日は暑い
先生
黄くんが 授業中寝るなんて珍しいな
黄
黄
先生
黄
黄くんの机の上には 教科書がなかった
忘れたのか それとも出していないだけなのか
黄
先生
先生
先生
青
青
先生
黄くんの調子がおかしい どうかしたのかな
あとで 聞いてみよう
先生
青
黄
黄
黄
青
ここで信じた 僕が馬鹿だったのだろうか
君はやっぱり体調が悪かったのか 4時間目が終わったあと 保健室に入っていった
心配だったので 様子を見に来た
先生
黄
青
黄
先生
黄
先生
黄
先生
黄
全部僕のせいだ 朝時間が無いのも 黄くんが長袖なのも
ぜんぶぜんぶ 僕を想って起きたことだった
青
先生
青
黄
青
君に感謝をされたのは いつぶりだろう
僕は君を 背中に乗せて学校を出た あれ。こんなに軽かったっけ
家まで運んでいる間 黄くんはぐっすり眠っていた
青
君をベッドに 寝かせた
僕のために 君を動かせすぎてしまった
黄くんはどう思ってたのかな
僕が何もしない故に 君に全部やらせてしまった
今更込み上げてくる 申し訳なさ
今までは 黄くんが僕の隣に居てくれるなら なんでもいいと思ってた
だけどそれは違ったね ごめんね黄くん
ピピピピピ…ッ
38.3
熱が出ている
黄
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黄
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黄
黄
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黄
君は僕の手を 優しく握って こちらを見つめた
黄
黄
黄
僕の目からは 自然と涙が込み上げてきた
黄
黄
これが 君の零した本音だった
いつも我慢させてばかりなのは どうしようもなく事実だ
だけど君とのこれからが 毎日輝くようにと
青
青
青
青
僕が君に甘えたいのと同じように 君も僕に甘えたい そんなこと考えたこともなかった ただ呆れられているのだと そう感じていた
君はいつも我慢する 逆に僕は遠慮することを知らない
そんな真逆な僕たちだけど これからはちゃんと 支え合っていけるのかな
17年も一緒に生きてきて 僕は黄くんのことを何も知らない
黄くんは僕のことを なんでも知っているけれど 僕は何も知らなかった
これが 現実だった
黄
君の寂しそうな声が 掛け布団の中から聞こえた
青
黄
黄
君は掛け布団から 顔を出さない これが最大限のわがままなのだろう
青
青
青
今日は君のことを 初めて知れた気がした
今度は僕が 面倒を見る番かな
寂しい時間は ずっとふたりでいよう
何もかも忘れて 僕たちふたりでいよう
青
黄
君の幸せそうな声が 聞こえた
この笑顔をこれから いつまでも
君の隣で見るのは 僕だけでありますように
#stxxx
玲💚🍀 .🌳🩵
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コメント
1件
めっちゃ良かった…😭💕 青ちゃんが「僕のせいだ」って自分を責める部分、胸がぎゅっとなった。でも黄くんの「必要としてくれてることが嬉しかった」って本音、そこからの「甘えてみたい」の流れが尊すぎて泣いたよ…! ふたりの逆転関係がじんわり描かれてて、これからどう支え合っていくのか本当に楽しみ。続き待ってるね!🌸