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カゲに『好きな人がいる』

それを聞けただけでも、 私は満足していた

でも…やっぱり

カゲと付き合えたらな、 と思う自分もいる

ヒサメ

アプローチ…
してみようかな…!

私はそう決意をし、 玄関の扉を開いた

ヒサメ

おはよう、カゲ!(ニコッ

カゲチヨ

おはよ、ヒサ

挨拶の時も笑顔を忘れないようにしないと…!

カゲはあんまり気付いてないみたいだけど…

他愛のない話が続き、 あっという間に学校に着いた

ヒサメ

おはよー!ミキ、ノリコ!

ミキ

おっ!ひーちゃん、おはよう!

ノリコ

今日はやけに笑顔だな

ミキ

どうしたの?そんなニコニコしちゃって〜!

ノリコ

まさかカゲチヨか?(ニヤニヤ

ヒサメ

そ、そうだけど!///
色々あったの!色々!//

ミキ

例えば〜?(ニヤニヤ

ヒサメ

もう、からかわないでって!//

ミキ

まぁ、気が向いたら言ってね〜(ニヤ

ノリコ

そうだぞ、ヒサ

ヒサメ

…//

キーンコーンカーンコーン

ミキ

あっ!チャイム鳴った!

ノリコ

じゃあまた後でな〜

ヒサメ

う、うん!//

それから授業が始まり、 いつも通り時間が過ぎていった

しかし、昼休みに事件は起きた

昼休み

ヒサメ

(昼休みはカゲと話そうかな)

カゲチヨがいる廊下へ

ヒサメ

(カゲがミキと話してる…?)

ヒサメ

(何話してるんだろう…)

カゲチヨ

なぁ、ミキ

ミキ

ん〜?どうしたの?

カゲチヨ

今から屋上来てくんね?

ミキ

良いけど…
どうしたの?

カゲチヨ

それは後で言うから、とりあえず屋上来てくれ!

ヒサメ

(カゲがミキを呼び出した…?)

ヒサメ

(屋上って事は…告白だよね…?)

ヒサメ

(カゲの好きな人って…ミキだったんだ…)

ヒサメ

失恋…しちゃったな…(ボソッ

私はその後の授業の話すらまともに 聞けず、ずっと上の空だった

ボーッと授業を聞いていると、 いつの間にか下校時間になっていた

私は今日カゲと一緒に帰るのをやめた

カゲとミキに迷惑がかかってしまいそうだから…

見慣れた道を歩いていく…

でもいつも隣にいるはずのカゲは 今日はいない

もしかしたら、もうカゲとこの道を 歩く事はできないかも知れない

全ての事が悪い方向へいってしまう…

失恋ってこう言う事なんだ…

ヒサメ

カゲ…

好きだよ。___

続く

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