どうも。 垢飛んだふうりです。
元垢、フォロワー500人突破ありがとうございます。
こっちのアカウントの フォローお願いします。
それでは LET'S GO!!
地元の居酒屋で 開かれた 高校の同窓会。
俺の立場は卒業した 学生じゃなくて、 その時受け持った クラスの先生。
モブA
さおみ
他の生徒と酒を片手に軽く雑談しながら、 俺の隣に座って、友人と会話をする『あいつ』を横目で見る。
あれー、てっきり 会ったらすぐ 話しかけてくると 思ったんだけど…
わざわざこいつの 隣に座ったのに、
じぇう。
じぇう。
こおん
じぇう。
当時からずっと仲良しだった2人の会話が 鼻につく。
俺が気にしているのはオレンジの方 じゃない。
隣で座布団に ペタン座りをする 青髪のこいつだ。
俺によく懐いてたのに 今では完全スルー ですかぁ?
心の中で問いても 答えてくれる筈がない。
じぇう。
俺の名前が出た途端、あいつの唐揚げに 付けた箸の動きが ピタリと止まる。
じぇう。
ざわざわと騒がしい 空間の中、あのオレンジの声が俺の頭の中を染める。
こおん
あいつは無言のまま 箸を置き、 俯いてしまっている。
じぇう。
あいつの親友がどれ だけ話しかけて無視。
そんな行動に少々 苛立ちながら、 聞き耳を立てる。
ると
突然の質問で 我に返る。
王道っちゃ王道の この質問
さおみ
『えー?!』
俺の返答に、 会話に参加する人達が声を揃えて驚いたように言う。
モブA
さおみ
さおみ
ると
さおみ
少なくとも、 『今は』 生徒じゃない。
『憧れだったんです』 なんて言葉で 片付けさせねぇーから
さおみ
さおみ
軽く自己紹介しながら黒板に先生は名前を 書いていく。
さおみ
先生が担任に なったのは、1年後に 卒業を控えた3年の春。
さおみ
最初の挨拶をした時から目が離せなかった。
さおみ
優しく微笑む彼は かっこよくて、 声を聞くたびに 少しどきとぎして、
自分でもよく 分からなかった。
先生が担任になって 1ヶ月経った頃から かな?
じぇう。
こおん
親友と談笑しながら コンビニで買った メロンパンを頬張っていた時、
ガタン-
いきなりドアが開いて、 騒がしかったクラスの中が一瞬静まった。
さおみ
青野くん これは僕のことだろう。
こおん
扉に立ち構える先生に 顔だけ向ける。
さおみ
こおん
こおん
さおみ
こおん
僕が返事をすると、 先生は職員室に戻って行った。
こおん
じぇう。
正直に言うと わざとだ。
こおん
こおん
じぇう。
こおん
こおん
そう言いながら、 先生のかっこいい とこをオタク並みに 語っていく。
じぇう。
週末に毎回集める 課題。
ノート2ページ分、 1週間の復習をするだけ
それを毎回のように 忘れる。
意図的に
ジェルくんに言った 通り、ちょっとでも長く一緒に居たい。
1体1で話したい。
放課後、前の机を くっつけて先生が 目の前で分からない ところを教えてくれる。
こおん
さおみ
こおん
面白半分で 聞いてみた。
さおみ
うん、そう言うと 思ったよ
こおん
『口動かす暇あったら手ぇ動かせ』
そう言われて 課題に戻る。
さおみ
こおん
こおん
さおみ
こおん
さおみ
と言いながら、 ポカッと頭を軽く 叩かれる。
こおん
さおみ
酷いなーとか 言いながら、 なんだかんだ課題が終わる。
こおん
こおん
と言いながらノートを渡す。
さおみ
先生はノートを 受け取って、 黒いペンケースから 3色ボールペンを出す。
赤色のインクで、 スラスラと赤マルを つけていく。
さおみ
差し出されたノートを手に持って、丸つけされたページを確認すると、
「よく出来てるから、次はちゃんと 持ってこいよ」
というメッセージと 共にネコのイラストが 描かれていた。
他の生徒は付けられていないこのネコの イラスト。
僕だけに付けてくれて いると言うことで、 ちょっと優越感に 浸る。
さおみ
さおみ
こおん
こおん
褒めてくれる?
その言葉が嬉しくて、 心の中で舞い上がっていると、次の一言で 僕は撃沈した。
さおみ
さおみ
こおん
やばい、わざと忘れてたのバレたかな?
さおみ
「なんで?」って 深堀しない辺り、 上手く躾られてんだなってつくづく思う。
んで、今に至る訳だけど
右隣に居るのは さとみ先生。
先生が座り直したり、 動く度に膝やら手やらが身体にあたって それなりに 反応してしまう。
憧れで何とか終わらせて、学校を卒業したが、 憧れから元の気持ちに戻ってしまいそう。
まじ、この席順 決めた奴誰だよ…
この同窓会の幹事で ある親友に心の中で 中指を立てておく。
オマケに変な質問までしてきやがって。
何が 「先生と話さんの?」 だよ、2年前に先生に してたとことを 思い出すと恥ずかしくてしょうがない。
ると
その質問に対する 先生の答えは…
さおみ
いる…?
話を詳しく聞きたいけど、話しかけるのは ちょっと恥ずかしい。
モブA
よしっ、よく聞いた!
さおみ
さおみ
ると
さおみ
だよね、流石に… 生徒じゃないよね
さおみ
先生は軽く 酔っているのだろう。
淡々と話し続ける。
さおみ
さおみ
え、それ生徒じゃね…?
ると
さおみ
「今は」
という事は 元生徒なの?
頭の中で思考を 回転させる。
さおみ
さおみ
さおみ
ネコの絵…? 僕だけに付いてた アレ?
こおん
どんどん顔が熱くなっていって、見なくても 真っ赤になった事が 分かる。
じぇう。
煽るような親友の言葉が耳に入って、自分の目の前にあるグラスに入った飲み物を飲み干す。
そこからの記憶は ない。
あいつの目の前に 置いておいたグラス。
その中に入ったお酒のアルコールは21%
慣れてない人が飲めば一瞬で倒れるだろう
楽しく、俺の好きな人に付いて語ってる間、 あいつはそのグラスの中身を一気に飲み干す。
かかったなw
あいつの喉がゴクリと音を鳴らした瞬間、 俺に倒れかかってくる。
さおみ
偶然を装ってなんとか支える。
ると
さおみ
さおみ
ると
さおみ
お金を机に置いて、 ころんをおんぶする。
じぇう。
じぇう。
チッ邪魔が入ったわ…
さおみ
さおみ
じぇう。
さおみ
言いかけるオレンジを無視して席を後にした
目覚めると第1に目に 入ってきたのは、 知らない家の天井。
こおん
あれ僕なんで…? てか誰の家?
さおみ
そう聞いてきたのは、 憧れの先生。
こおん
こおん
さおみ
先生が言うに、居酒屋で酔い潰れたから、 送ってこうと思ったけど家わかんないから とりま家に連れてきた?
こおん
こおん
さおみ
さおみ
さおみ
こおん
今までみたいに話せないじゃん、だって、 僕あんなにアピールしてたんだよ?! 恥ずかしいわ!
さおみ
さおみ
嫌い? 嫌いじゃない。 むしろその逆。
こおん
さおみ
さおみ
こおん
さおみ
チュッと言う音と共に 先生の顔が一気に近づき、柔らかい何かが唇に触れる。
こおん
そのまま唇が彼の舌にノックされた。
ちょっと待ってこれってヤバいやつ
開けるもんかと唇を きつく締める。
それに気づいた先生が 口を離して、
さおみ
不満そうに告げた
こおん
無言を貫き通そう。
さおみ
こおん
さおみ
こおん
さおみ
ちょっとずつ下がる 彼の声。
さおみ
諦めたか?
そう思った時、先生に抱き締められた。
こおん
こおん
言いかけた時、先生はまた僕に口付けする。 言いかけてたので、 口が相手いたのだろう。
先生の舌が口の中に 入ってくる。
こおん
先生が口を離したとき、僕の舌と先生の舌が 銀色のキラキラした糸で繋がれる。
さおみ
さおみ
耳元でそう告た先生は、僕を横抱きして 寝室へと向かった。
お疲れ様でした。
今回長めでしたね
少しでもいいと 思ったら、
いいね、ブクマ、 フォロー、コメント
お願いします。
あとね、リクエスト等あれば気軽に コメントまで!
じゃあ、 ばいばーい
コメント
11件
あああさいこおおおぶくしつです
ぶくしつです
最&高