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昔の約束

第2話 - 昔の約束

245

2021年05月13日

#wrwrd

#実況者

#二次創作

#我々だ

໒꒱さん

❀❀

ねぇ、

？？

……？

❀❀

こんな所でどうしたの？

❀❀

寒いし、風邪引いちゃうよ

？？

……いい

❀❀

………

私は「いい」と言った男の子に対して自分の羽織っていたマントを差し出した

？？

……これ

❀❀

私がお母さんから貰った大切な物だけど…

❀❀

ぼろぼろでごめんね

❀❀

今羽織れるようなもの、それしか持っていないの

？？

………

❀❀

お家はどこにあるの？

❀❀

良かったら送っていくよ

？？

帰りたくない……

❀❀

……

？？

おかあさんと喧嘩した…

？？

おかあさん、きっとすっごい怒ってる

❀❀

うーん、それは…

❀❀

おかあさん、良い人だね

？？

え…

❀❀

おかあさんも、君に嫌われるの、すごく怖いと思う

？？

おかあさんが…？

❀❀

自分の大切な人に嫌われるの、すごくすごく辛いことなの

❀❀

だから、「ごめんなさい」じゃなくてもいいから、「だいすき」って伝えてあげて

？？

……

？？

…

？？

うんっ！

❀❀

おねえちゃんとの約束！

私はそこで、見知らぬ男の子と指切りげんまんをした

？？

ねぇ

❀❀

うん？

？？

おねえちゃんは、なんでここに来たの？

❀❀

……

❀❀

君も話してくれたから、私も話してあげる

？？

うん

❀❀

私ね、家にいるとおとうさんに殴られちゃうの

？？

おとうさんに？

❀❀

そう

❀❀

「おさけ」って言うものを飲むとね、おとうさん、すごく叫んで私やおかあさんを殴ってくるの

❀❀

だから、家にいれないの

？？

……

？？

じゃ、じゃあ！

？？

僕の家、来る？

❀❀

………！

❀❀

…行きたいけど、だめ

？？

なんで…？

❀❀

私がいなくなっちゃったら、おかあさんが可哀想になっちゃう

❀❀

おかあさんに1人で寂しい思いをしてほしくない

？？

そっか…

見るからにしょぼんとしている男の子に向かって、私は続けた

❀❀

でも、

？？

…？

❀❀

君がいつかすっごい大人になって、私を見つけてくれたら

❀❀

その時は、君の家に行くよ

？？

「けっこん」っていうのもしてくれるの？

❀❀

君が素敵な大人になったらしてあげる

❀❀

それまではがまん

？？

…うん…！

？？

絶対におねえちゃんを探して、大人になった僕を見せてあげる！

❀❀

ふふ、そう来なくっちゃ

❀❀

私は❀❀

❀❀

探す時の参考にしてね

？？

分かった…！

❀❀

君の名前は…？

？？

僕…？

？？

僕の名前は……………

❀❀

……

❀❀

…夢……？

❀❀

馬鹿みたい、あんなにも昔の約束をまだ覚えてるなんて

❀❀

……夢にまで見て、期待しちゃってるのかな

❀❀

さて、ベッドから出……

ピーンポーン

❀❀

…？

❀❀

チャイムが鳴ってる…？

❀❀

直ぐに着替えて行かなきゃ……

ピーンポーン

❀❀

少し待ってて下さーい！

❀❀

お、遅れてごめんなさい…

グルッペン

やっと見つけた、❀❀

❀❀

えっと、どちら様ですか…？

グルッペン

覚えていないのか…？

❀❀

え…？

グルッペン

ふっ

グルッペン

まぁいい、城へ来い

❀❀

……？

グルッペン

行くゾー！

私は何が何だか分からないまま、半ば強制的にこの国の城まで連れて行かれた

鬱

あ、ぐるちゃんや

鬱

お帰…え？

鬱

ぐるちゃん、その子…

グルッペン

お、大先生！

鬱

お、大先生！じゃなくて！！

鬱

その子どうしたの？

グルッペン

紹介しよう、俺の妻だ

❀❀

………へっ？

鬱

えっ？

鬱

ちょ、とんちぃ！！ぐるちゃんが！！

グルッペン

何を焦っているんだ、大先生は

グルッペン

それよりほら、城へ入ろうか

❀❀

え、えっと…私、誰かと結婚した覚えは…(ｵﾄﾞｵﾄﾞ)

グルッペン

……細かい事は気にしないでおこう！

もう帰れないかな、と悟った私は素直にこの人に着いていくことにした

移動の途中、「食堂なら皆いる」とか何とか言っていたから、多分食堂へ行くのかな…

あれこれ考えながら、私はお城の廊下を進んで行った

鬱

とんち〜、ぐるちゃんが、ぐるちゃんがね！？

鬱

俺らの知らない女の人連れて来てね！？

鬱

「俺の妻だー」って言っててん

トントン

はぁ〜？あのグルッペンが？

コネシマ

そ〜んな訳無いやろ〜www

鬱

ほんまやってん！

グルッペン

今戻ったゾ〜！

❀❀

……((ｵﾄﾞｵﾄﾞ

❀❀

……！

❀❀

……((ﾍﾟｺｯ

鬱

(何あの可愛い生命体)

グルッペン

紹介しよう！俺の妻の❀❀だ！

❀❀

……！？

❀❀

ちがっ、あのっ、ちがっ…((ｱｾｱｾ

鬱

ん？❀❀…？

トントン

(❀❀ってなんか聞いた事ある気がする)

コネシマ

(❀❀…❀❀…)

コネシマ

あー！！！

グルッペン

どうしたんだコネシマ

コネシマ

俺お前のこと知ってんで！

コネシマ

なんかあの、昔夜に助けてくれた奴やろ！

鬱

あ、シッマもか？

トントン

え、2人ともなん？

グルッペン

え、お前らもなん？

❀❀

……え？

鬱

子供の時！冬の時さ、助けてくれたやんな？

❀❀

えっと…はい、私もよく家出してたので、そこで色々はしてましたが、貴方までかは分からなくて…

グルッペン

俺も助けられてるが？

トントン

俺もやで

コネシマ

俺もや

❀❀

…ふぇっ…？

グルッペン

どこかで自分の名前を名乗った気がするのだが…

鬱

なんなら俺も名乗ってる〜

トントン

俺もやな

コネシマ

俺も

グルッペン

…覚えてるのは誰なんだ？

❀❀

…ええっと、その…あの…

❀❀

ご、ごめんなさいっ

鬱

ん？

❀❀

私、その…誰かを助けたのは覚えてるんです…恐らく数人…

❀❀

私、出会った子の分マントをあげていたから…15着あったの、今1つしか無いし…

❀❀

でも…その…会った人の誰かと「結婚の約束をした」までは覚えてるんです…でも…

トントン

でも？

❀❀

誰と約束をしたか、名前だけがどうしても思い出せなくて…

グルッペン

そうか…((ｼｭﾝ

❀❀

あっ、あと、あの…私、まだ結婚はしてなくて…

コネシマ

…なぁ

鬱

どしたん

コネシマ

俺、もしグルッペンが結婚しとったら一応祝福しようと思ってたんよ

トントン

おん

コネシマ

俺、祝福出来んわ

グルッペン

どういう事だ？

コネシマ

…俺は❀❀さんが好きや

鬱

はえ？

コネシマ

昔助けて貰った時から一目惚れしとった

コネシマ

でも会えるとは思わんくて心の奥にしまっててん

コネシマ

今思い出したわ

トントン

そんな事言うんならさ〜

トントン

この場の4人全員ライバルになるやろ

トントン

な、大先生

鬱

！？！？

鬱

とんちいつ俺が❀❀さんのこと好きって分かってん！？

トントン

さっき勘で好きやろなって

グルッペン

…❀❀は俺と結婚するんだぞ(ﾑｽｯ

コネシマ

いや、俺だね

トントン

わしやろ

鬱

俺や

グルッペン

なぁ、誰なん？

❀❀

えっと、その、あの…

❀❀

わ、私、まだ皆さんのこと知りませんし…

❀❀

選べない、です

グルッペン

…そうか…なら！

❀❀

？

グルッペン

俺達の事を知って貰ってから選んでもらえば良いんだ！

グルッペン

トントン、部屋って開きあったよな！？

トントン

何部屋かあるで

鬱

まさか…ぐるちゃん…

グルッペン

ここに一緒に住もう！

コネシマ

やっぱりか…

❀❀

えっ…

グルッペン

い、嫌ならいいが…

❀❀

………

❀❀

私の家、いつ帰っても、いつ出ても1人で

❀❀

寂しくて、少し悲しかった…から、

鬱

…？

❀❀

住まわせて、欲しいなって…((ﾎﾞｿｯ

グルッペン

……((ﾊﾟｧｧ

グルッペン

早速みんなに報告だ！

グルッペン

トントン、インカム！

トントン

はいはい

トントン

『我々国幹部に告ぐ。直ちに食堂へ集合せよ。これは総統命令である。』

トントン

はぁ〜、これでええか？

グルッペン

足音も聞こえるし、大丈夫やろ

❀❀

ええっと…？

グルッペン

あ、ちょっとだけ待ってて下さいね

❀❀

は、はい…

幹部集合 (❈幹部と言ってもひとらん、ペ神、兄さんは今国にいないので集まったのは11人です)

グルッペン

皆、聞いてく…何をしてるんだ？

❀❀

…あの、知らない人が目の前に沢山いて…ちょっと怖くて…

❀❀は今グルッペンの背中に顔を埋めてる感じです

グルッペン

あ〜…

グルッペン

まぁ、ここに居る❀❀が今日から一緒にこの城に住むことになった

グルッペン

仲良くしろよ？

オスマン

❀❀…？

オスマン

❀❀ちゃんめぅか？

❀❀

この声…オスマンさん…？

グルッペン

知り合いか？

オスマン

行きつけのカフェの同じ常連さんめぅ

❀❀

……((ｺｸｺｸ

ロボロ

❀❀って聞いたことあるんやけど

シャオロン

俺もやな

エーミール

私もですね

ショッピ

わいもです

チーノ

あんまり覚えてないけど聞いたことある気がするなぁ

ゾム

俺は聞いたことあるで！

グルッペン

全員知っているのか…

ゾム

…なぁなぁ、グルッペン

グルッペン

なんだ？

ゾム

一緒に住むのはええとして、❀❀さんとグルッペンってどういう関係なん？

シャオロン

あ、気になるー

ロボロ

確かになぁ

グルッペン

ん？❀❀は俺のつm

トントン

結婚してないやろ

鬱

まだ結婚してないやん

コネシマ

せやぞ〜

グルッペン

うぐ…

オスマン

今の発言を聞くに、グルッペンとはライバルか〜

グルッペン

なっ！？

オスマン

だって俺、❀❀ちゃんのこと好きだし

❀❀

………

❀❀

！？！？！？！？/////

ゾム

オスマン、ライバルはグルッペンだけじゃないで

オスマン

もしかしてのもしかして、ここに居る全員❀❀ちゃんのこと好き？

全員頷く

グルッペン

なっ…！？

❀❀

！？/////

オスマン

ん〜、赤くなってる❀❀ちゃんも可愛いめぅ((ｷﾞｭｰｯ

グルッペン

オスマン…ずるいぞ

オスマン

あ、このまま❀❀ちゃんに城を案内してもいいめぅか？(無視)

グルッペン

駄目だ

トントン

駄目や

オスマン

なんでめぅ〜

グルッペン

俺が案内するから

トントン

オスマンは襲うから

トントン

……いやグルッペンは溜まっとる書類処理やで？

グルッペン

……ひゅっ…

トントン

えーっと、
グルッペンは書類残っとって…鬱とチーノも残っとるな

トントン

んで、オスマンとゾムとシャオロンは絶対襲うから駄目で…

トントン

❀❀さん、シッマ、ロボロ、エミさん、ショッピくんの誰かに案内してもらいや

❀❀

ええっと…

トントン

あ、シマシマの服着とるのがシッマ、ちっちゃいのがロボロ、きちっとした服装のがエミさん、ヘルメット被っとるのがショッピくんやで

❀❀

えっと…それなら……

❀❀

…ロボロさん、に案内してもらいたいです

ロボロ

俺！？

コネシマ

えぇ〜…(ｼｭﾝ

トントン

もうすぐ夜になるやろうし、ロボロと❀❀さん今から行ってき

ロボロ

おん！行ってくるわ

❀❀

……((ｱｾｱｾ

❀❀

……((ﾍﾟｺｯ

鬱

しょ〜る〜い〜い〜や〜や〜ぁ〜！！！！！！

トントン

おら鬱、行くで

鬱

うぇーーーn

❀❀

……((ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

グルッペン

！？

❀❀

あっ…えっと…つい…

❀❀

えっと、その、あの…が、頑張って下さい…！

鬱

……

鬱

速攻で頑張るわ

トントン

おっしゃー行くぞー

グルッペン

うわぁぁ

チーノ

なぁんでぇぇぇ

ロボロ

❀❀さん、城案内するで！

❀❀

お、お願いします…！

そうして、私はロボロさんという方に城を案内してもらう事になった

ロボロ

えーっと、まずは…この城は3階構成になっとる

ロボロ

1回は医療室があったり食堂があったり、見てわかる通り共同スペースが広がってる

ロボロ

そんで、2階
2階には各メンバーの部屋があるで
あと露天風呂とかもあるな、混浴になっとるけど

ロボロ

あとは3階、3階には会議室とかその他諸々、他国との交流やこの国の情報とかが纏められたとこがあるな

❀❀

そうなんですか…さ、3階には行かないようにします

ロボロ

ははっ、何れ行くことになると思うで

❀❀

……？

ロボロ

3階には総統室もあるんやで、グルッペンの

❀❀

……！(察)

❀❀

お、お邪魔します…(早とちり)

ロボロ

はいよぉ〜

一通り案内をしてもらったあと、私達は食堂へもどった

❀❀

た、ただいまです

ロボロ

戻ったで〜

オスマン

❀❀ちゃんおかえりめぅ！

❀❀

！？

❀❀

オスマンさん、ずっと待って…

オスマン

❀❀ちゃんとちょっとだけ遊びたかったんだめぅ

オスマン

それと…なんで案内にロボロを付かせたのか気になって

❀❀

…選んだのは、本当に個人の感じ方なんですけど…

❀❀

ほら、ここの人達って背が高いじゃないですか…？

❀❀

私、見た通り身長が低くて、凄く見下されてるみたいで怖くって

❀❀

だから、その…

オスマン

比較的差の小さいロボロを選んだんか

❀❀

はい…！

ロボロ

俺遠回しにチビ言われとる？

❀❀

い、いえ、えっと…！

オスマン

ロボロの身長が❀❀ちゃん安心させてくれたんだって、良かったじゃん

ロボロ

せか………んふふ

オスマン

どうしためぅ？

ロボロ

いやぁ、ちょっと嬉しいなっt

しんぺい神

ロ〜ボ〜ロ〜！！！

ロボロ

あっ(察)

❀❀

…？どちら様でしょうか…？

しんぺい神

ん〜？俺はしんぺい神だよ

しんぺい神

それと…君がオスマンの言ってた❀❀ちゃんね！

しんぺい神

……やっぱりあの子だ

❀❀

…？

しんぺい神

そのマント、昔に同じようなのをあげた子が居ない？

❀❀

数人にあげましたが、はい…

しんぺい神

やっぱり

オスマン

神ももしかしてやけど…

しんぺい神

ん〜、好き

ロボロ

ド直球やな…

❀❀

……/////

オスマン

……

オスマン

前々から思ってたけど

❀❀

…？

オスマン

❀❀ちゃんってド直球に好意を向けられるのに慣れてないよね〜

❀❀

そ、そんなことは…

オスマン

ん〜

オスマン

好き

❀❀

…はぇ？

オスマン

好き、大好き、誰よりも

オスマン

❀❀の事が好き

❀❀

………/////////

オスマン

ほら、ね？

❀❀

……

❀❀

ばかぁ//

ロボロ

((ﾀﾞﾝｯ

しんぺい神

ロボロ！？

オスマン

あ、DTロボロ遂に撃沈

オスマン

神〜、ロボロ部屋に運んどいてあげて

しんぺい神

はーい

オスマン

さて、これで2人きりめu

グルッペン

❀❀〜！

トントン

グルッペンこらぁ！！！！

❀❀

！？！？

グルッペン

もう書類は沢山やったから良いだろ！？

トントン

まだアホほど残ってんねん！

グルッペン

嫌やもうやらん！！俺は❀❀と遊ぶ！！

トントン

遊ぶ前に仕事せぇ！

❀❀

……((ｱｾｱｾ

❀❀

えっあ、う…

オスマン

グルッペン、❀❀ちゃんを困らせちゃダメめぅ

グルッペン

うぐ……

トントン

❀❀さん本当にすまんなぁ…

❀❀

い、いe

グルッペン

俺は❀❀が好きだから一緒にいるんだー！

❀❀

…ふぇ？

❀❀

………

❀❀

……

❀❀

！？！？////////(時差)

オスマン

(は〜かわ。)

グルッペン

(？？その反応は予想外なんだが！？)

トントン

……

❀❀

おっ、追い討ちは、ずる…///

トントン

……((ﾊﾞﾀｯ

オスマン

あ、DTトントン先生も撃沈

グルッペン

……トントンから解放された…？

グルッペン

やったぞ〜！

グルッペン

❀❀、少し街へ遊びに行こう！(手を握る)

❀❀

えっあ、あの…！

オスマン

トントンはどうするめぅ？

グルッペン

オスマン頼んだ！

オスマン

ですよね〜

グルッペン

行くぞー！(手を引く)

❀❀

えあっ…はいっ！

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໒꒱さん

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