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双子の恋愛.④

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双子の恋愛.④

1 - よんわ

♥

427

2023年01月30日

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学校の門を出た時

ソア

ちょっと!!

そう言われ手首を掴まれ、ビンタをされた

ジミン

いっ、ソア?!

ソア

ねぇ、私達の邪魔しないで?

ジミン

え、は?

ジミン

なんの事?

ソア

とぼけないでよ!

ソア

さっきの話全部聞いてたの。

ソア

テヒョンがジミンの事恋愛感情として好きって

ソア

…意味が分かんない、私は絶対信じないし

ソア

私はジミンの事が大っ嫌い!なんなら、テヒョンから離れて欲しいほど嫌…

ソア

消えて欲しい…

ジミン

っ、

ソアは静かにポッケからカッターを取り出した

ジミン

?!、な、何する、の

ソア

え?あー、大丈夫だよ?

ソア

ジミンの事は傷つけないから♡

ソア

ん〜、もうそろそろ来るかな…

ジミン

誰が…?

ソアは後ろをキョロキョロ見ていた

ソア

あ、来た、うふふ

ジミン

(え、テヒョン…?)

テヒョンはジミンの事が心配で後を追って来ていたのをソアは予想済みだった

テヒョンを見たあとソアを見ると…

ソア

いっ、きゃぁぁっ…

ジミン

え?

テヒョン

?!

ソアは自分で腕にカッターで傷つけ血が出ていた

そのカッターをジミンの足元に投げ、ソアは地面に座った

ソア

いっ、たぁ…(泣)

テヒョン

ソア?どうした?

ソア

テヒョン…(泣)

ソアはテヒョンに抱きついた

ソア

あの、ね、私ジミンの事が心配でここに来たら

ソア

お前がいなければ、とか言って、カッターを出してきて

ソア

私の腕が…(泣)

ジミン

え、?ちょ、

ジミンがソアに近づこうとすると

テヒョン

来るな

ジミン

へ、?

ジミン

…ソア味方なの?

テヒョン

味方も何も、見ろよこれ、どうジミンの味方しろって言うんだよ

テヒョン

俺がソアに近づいたからってなんでソアを傷つけんだよ

ジミン

いや、僕は何もやって、

テヒョン

やってんだろ?

テヒョン

じゃあカッターはなんだよ?

ジミン

それは、ソアが自分で、

ソア

酷い…私が自分でやるとでも…?

ソア

テヒョンは私の事信じてくれるよね…?

テヒョン

(。_。`)

テヒョン

ジミン謝れ…

ジミン

え…なんで

テヒョン

お前がやったからだよ

ジミン

っ…テヒョンはソアの事信じるんだね…

ジミン

僕はやってないって言ってるのに…嘘ついてないのに…違うのに

ジミンは静かに泣いていた

テヒョン

なんでお前が泣いて…

ジミン

泣くよ、だって好きな人に味方されないで犯人扱いされてるんだから…

ジミン

僕はテヒョンに嘘なんかついてない…

ジミン

なんなら、さっきソアに手首掴まれて、ビンタされたのに…

ジミン

でも、ソアの事信じるならそれでいいんじゃない…?

そう言い、ジミンは静かに去って行った

ソアの手当をしに保健室に

テヒョン

…(確かに、ジミンの頬が赤くなって腫れてた気が…)

テヒョン

(あの泣き方、喋り方、本当の事言ってる目だった…)

テヒョン

(好きな人を信じないでどうすんだよ俺…)

テヒョンは椅子から立った

ソア

どうしたの?

テヒョン

俺、ジミンの所行くわ

ソア

え?ちょっと、なんで?

ソア

ジミンは私の事傷つけたのよ?

ガラガラ

ジョングク

それは本当かな…?

ソア

は?

ソア

あんた誰よ

テヒョン

え?ジョングガ?!

テヒョン

お前、なんでここに

ジョングク

久しぶり笑

テヒョンとジミンのいとこで高一のジョングクは男子校に通っている

ジョングク

たまたまさここ通ったら、ジミニヒョンが門を出ようとした時女の人(ソア)が走って来てたから

ジョングク

なんかあったと思って、一応証拠になると思って動画撮ったんだけど

ジョングク

…見る?

テヒョン

見る

ソア

ちょ、

ジョングク

…何もないなら見せてもいいよね?

ソア

っ…

動画を再生すると

ソアがジミンにビンタした所、自分でカッターで傷つけた所が全部入っていた

ジョングク

これを見てまだ言い逃れ出来ると思うかな…?

ソア

っ…

ソアは何も言わずその場から逃げた

テヒョン

ジョングガ助かった…ありがと

そう言ってジミンの元を駆けつけようとした時

ジョングガに手首を掴まれた

テヒョン

?!

ジョングク

…今回は許すけどジミニヒョンの事傷つけたら許さないから

テヒョン

え?お前、もしかして

ジョングク

そう、でも、ジミニヒョンもテヒョニヒョンの事好きって言うなら

ジョングク

何もしないよ。好きな人の幸せが一番だからね。

ジョングク

でも、さっきも言った通りまた傷つける事があったらその時は手加減しないから。

テヒョン

わかった、絶対そんな日は来ないと思うけど

テヒョンは走って行った

ジョングク

ふぅ…

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