/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
医師
ここだよ
医師
私はここからは入れない
理沙
分かりました
理沙はドアの前に立った
理沙
やっと会えるんだ…
理沙は最後の覚悟を決めた…
理沙
ふぅ…
ガチャ
理沙はドアを開けた…
理沙
陸斗…くん？
理沙
そこに…いるの？
陸斗
り…
陸斗
り…さ…？
理沙
陸斗くん？
そこには久しぶりに見る陸斗くんがいた
陸斗
理沙…なんで来たんだ…
理沙
私…心配になって…
陸斗
すまない…心配かけて…
陸斗
でも、来て欲しくなかった…
理沙
え…？
陸斗
俺は近いうちに死ぬ…
陸斗
しかも他人に移してしまう…
陸斗
理沙に死んで欲しくないんだ…
理沙
私…覚悟を決めてきた…
理沙
自分でこの決断をしたの
理沙
私を大切にしてくれた陸斗くんのために
理沙
私…間違っていたの…？
陸斗
理沙…
陸斗
自分で決めたのか…
陸斗
俺も会いたかったよ…理沙
理沙
うん…私も…
2人は抱き合った
理沙
今日から私もこの部屋にいる事になった
理沙
ずっと陸斗くんと入れるなんて夢みたい…
陸斗
そっか…
理沙
私ね…陸斗くんともう一度…
理沙
あの海を見たかったな…
陸斗
海…そうだね…
陸斗
僕は迷った時はいつも海に行ってた
理沙
そうなんだ…
陸斗
理沙…その海ね…
理沙
うん
陸斗
窓から見れるよ！
理沙
ほんとに？！
2人は窓の前に立った
そこには1週間前に見た海が…
小さく見えていた。
理沙
綺麗…
陸斗
まだそんなに経ってないのに
陸斗
懐かしいね…
理沙
うん…
理沙
そうだね…
2人は時間を忘れるくらい
ずっと話した
しかし、陸斗には時間が迫っていた…
理沙
陸斗くん！
理沙
起きてる…？
理沙
(音がしないな…寝てるのか…)
理沙
私も寝ようかな…
理沙は話し疲れたのか直ぐに眠った
翌朝…
理沙
陸斗くん！朝だよ？
陸斗
…
返事は無かった
理沙
おかしいな…
理沙
？！
理沙はある事に気がついた…
理沙
(息を…していない？)
楽しい時間はあっという間に終わる…
理沙
陸斗くん！！
理沙
返事をして！！
理沙
死んじゃ嫌！！
理沙はずっと呼びかけた…
しかし…結果は同じだった…
次回に続く
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
