『前世』の記憶
ガキの頃から夢で見るそれは ボクが年を重ねるごとに はっきりとしたものになってきた。
そして見るのは決まって 反発しながらも惹かれていた 『狂四郎(きょうしろう)』との記憶だった。
※施設内 食堂
わいわい
鳴海
翔太
真由
美香
鳴海
美香
アキラ
アキラ
鳴海
恵子
アキラ
鳴海
恵子
鳴海
恵子
鳴海
翔太
鳴海
がた
恵子
いただきます(全員)!
・・・・・
・・・・・
ごちそうさまでした(全員)!
恵子
はーい(全員)!
※通学路
鳴海
圭介
鳴海
圭介
鳴海
圭介
鳴海
圭介
鳴海
圭介
鳴海
鳴海
圭介
鳴海
圭介
狂四郎(きょうしろう)
鳴海
圭介
鳴海
圭介
鳴海
言える訳ないだろ。
そう、言える訳ない。 前世の記憶の中の人間に惚れているなんて。
『昔』も『今』もボク(俺)をかき乱す。
なあ、 お前は今どこにいるんだ(いる)?
応えろよ(応えてくれ)
狂四郎
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