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コメント
5件
神か…ストーリーもゾムさんも好きすぎてやばいです!えぇ…何食ったらこんな神作思いつくんですか…?
*あらすじに記載された ”注意事項” に必ず目を通して下さい 更新サボってしまい、大変申し訳ありません🙇🏻♀️
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以前所属していた軍には、一般兵一人一人に部屋など用意されていなかった。 どちらかと言うと寮のようで、一部屋に何人もの兵が住んでいる形だった。 位の高い人間は一人部屋になるようだが、恐らくあの頃は設備が足りなかったのだろう。
俺にとってそれが当たり前であり日常だったため、一人部屋があるという環境に強い憧れを持っていた。
そんな反応を浮かべる俺に、トントンは困惑を見せた。
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ここでは当たり前なのかと納得し、これ以上は何も聞かない事にした。
トントンの背中を追い掛け、知らない廊下を歩いていく。 綺麗な木造の内装に、時々窓から見える知らない景色。 全てが初体験で、俺の高揚させる。
着いた場所は、洋風な扉のついた部屋。 トントンがドアノブに手を掛け、ゆっくり扉を開けると、綺麗に清掃された部屋が目の前にあった。
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初めての一人部屋に舞い上がり、つい目をキラキラと輝かせながら部屋中をまわっていた。
シワひとつないシーツに、埃のない部屋。 今まで使われていない空き部屋のようだが、それでも定期的に清掃している様子。 綺麗好きの俺にとって、天国のような環境だ。
それに、以前では誰かと一緒に住んでいたため贅沢に部屋全体を使える。 同室のだった奴らは床に堂々とゴミを捨てるような輩で頭を抱えたが、もうその心配も無い。 昔の自分では考えられない事だ。
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感謝の言葉を伝えると、トントンは軽く手を振りながら部屋の扉閉めていった。
部屋で一人っきりになると、ドッと肩を力が抜けたように感じる。 そのままベッドに寝転び、知らない天井を見つめていた。
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いざ口に出しても、実感は出てこない。
ベッドに寝転んだ瞬間、強烈な眠気が襲い、だんだん瞼が重くなってきた。 朝っぱらから激しい運動をした後、久しぶりにタラ腹ご飯を食べたせいだろうか。 大きく欠伸をひとつし__
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ゆっくりと瞼を閉じ、そのまま眠りについた。
ふかふかなベッドに、不衛生ではない環境での睡眠。 今日はゆっくり眠れそうな予感がする。
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一通り総統に報告した後、トントンはゾムの部屋へと歩を進めたいた。
その間に今日の出来事を振り返り、これからまた騒がしくなりそうだと、内心トントンはワクワクしていた。
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幹部並みに強い奴が入るとなると、周りの一般兵のモチベーションも次第に上がる。 グルッペンはそれを見越して、ゾムを勧誘したのだろうか。
そんな事を浮かべながら、ゾムの部屋に一直線に向かう。 目の前まで来た俺は、ゾムの部屋の扉を軽くノックするが、ゾムからの反応が無い。
俺は良からぬ出来事が頭によぎり、焦るように扉を勢いよく開けると__
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扉を開けると、そこにはベッドでぐっすり眠るゾムの姿があった。 さすがに今日は疲れてるよな。
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第6話‐終