幼稚園のころ
誰も相手をしてくれなかった
人と喋るのが苦手だったから。
よくみんなが幼稚園の帰りに公園で 遊んでいるのを眺めるのが
幼ながら日課だった。
そんなある日
紫耀
いつも座っているベンチに よく見る男の子が座っていた。
私は目を見開いて驚いた
みんなからいつも名前を 呼ばれているから
名前は知ってる
○○
紫耀
○○
それが彼との初めての会話だった。
紫耀
○○
紫耀
○○
○○
紫耀
その子は私の手をとった
あまりに突然のことで 私は思うように喋れなかった
でも、
私をみんなのところへ 連れて行くために繋がれた その手から
大きなぬくもりを感じた
それは鮮明に憶えてる
私はみんなが集まっている ところに入れてもらった
紫耀
○○
思ったより四つ葉のクローバーは 見つからなくて
みんなが苦戦していた
?
私は光るものを見た気がして
その方に手を伸ばした
そこには四つ葉のクローバーが 生えていた
○○
△△
△△
○○
△△
△△
いっしょに探した子は△△と言った
△△
△△
○○
△△
紫耀
○○
紫耀
○○
紫耀
○○
紫耀
○○
紫耀
○○
紫耀
○○
○○
紫耀
家に帰るのが辛くなかったのは 久しぶりだった
薄暗い部屋を
見えてないふりをして
自分の部屋へと向かった
私は紫耀と交換した 四つ葉のクローバーを しおりにして
大切に保管した。
△△
いつもの公園で △△が待っている
そして、紫耀も
紫耀
○○
桜の花びらが散るこの春
高校生になった
紫耀
そして私は
笑顔を見せる紫耀に
片想いをしていた。
コメント
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ありがとうございます!!