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鬼の王が消滅し、 闇に包まれていた空が晴れ渡る。
葵は肩で息をしながら 剣を収めた。
葵
静寂の中、 ふと気づく。
ーーー仲間たちの姿が、 まだそこにあった。
葵
杏寿郎
煉獄杏寿郎が力強く笑う。 その隣で、胡蝶しのぶや甘露寺蜜璃も 微笑んでいる。
真菰
真菰が涙をこぼしながら微笑んだ。 葵はこみ上げる感情を抑えきれず叫んだ。
葵
涙が次々と頬を伝う。 今度こそ、本当に……彼らを救えたのだ。 だが、その時ーーー
御館様
静かに呟いたのは産屋敷耀哉だった。
葵
御館様
葵の心がざわめいた。
葵
無一郎
時透無一郎が静かに言った。
無一郎
葵
時透有一郎が微笑む。
有一郎
葵は唇を噛みしめた。 まだ、彼らを完全に救う方法があるというのかーーー?
葵
葵は涙を拭い、前を向いた。
葵
その瞬間ーーー 時が動き出した。
世界が光に包まれ、 葵の意識が遠のいていくーーー