テラーノベル
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美月
明確な不満はないが、ただフツフツと込み上げてくる。
ほんとに不思議だ。
そう思いパソコンのキーボードを叩きながら私は息を吐いた…。
美月
拓海
新卒で入った同期の拓海が、私のため息に反応して笑った。
美月
拓海
余裕そうな顔でこちらをみてくるので、どうしても同意せざる負えない…。 そして、決してそんなことはないのに答えてしまう。
美月
拓海
さすがスーパーポジティブ。 心の中で拍手を送った。 でも、こんな業務私には手に負えない。 そう思う日々が続いている。
というのも私たち新卒は、提案された新たな業務のシステム構築から企画、営業、販売を行っているからだ。
しかし、同期の拓海は違うらしい。 業務が新規事業になってから、毎日が楽しいと言うのだ。
私には到底理解ができない。
そう思って業務を行っていると、先輩社員が心配そうに声を掛けてきた。
先輩社員
…まさかそんなことを言われるなんて驚いた。 いや、素直に「はい」とは言えない。
そう困っているのが顔にでも表れたのであろう。
先輩社員
と言ってくれたものの、ありがたいが、そんな本音で話せるほどの仲でもない…。
美月
精一杯の笑顔で応えた。 これが私の限界。
込み上げてくる涙を必死に抑え、作り笑い。 そして、パソコンに向きあった。 同期にも先輩にも上司にもバレないよう。 必死に我慢した。
しかし、入社して4ヶ月はそんなに酷くはなかった。 むしろ、元気だね!って言われるくらい
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