空虚な僕。

後、何時間したらこの世と おさらば出来るんだろう。

この状況、漫画やドラマなら

誰かが助けに 来てくれるんだよね。

現実でそんなことあるのかなぁ…、

…あったら死ねないから 困るんですけどね、笑

─数時間後─

今は、何時なんだろうか。

皆、何をしているんだろう？

暖かい布団で寝てるのかな。

僕も最期くらい、暖かい布団で 寝たかったなぁ…、笑

僕、我儘言ってたかな、

何か求め過ぎてたかな。

どうして僕は、

"幸せ"

を感じられないんだろう？

僕も幸せを感じたかったな…、

気付くと辺りは明るくなっていた。

体を動かそうとした時、 激痛が僕を襲った。

そう声に出した時、

誰かがこちらに駆け寄って 来てることに気が付いた。

誰…？

…ストレス発散、？

…そんなの自分が1番分かってる。

分かってるよ…ｯ

僕は、今までで1番 大きな声を出した。

もう辛い。

辛いよ、桃くん。

桃くんなら僕のことを 助けてくれたのかな。

桃くんを頼れば、 僕は今幸せに暮らしてた？

でももう、傷つきたくないよ。

人間はいつか裏切るものだと 知っているから、

警察…、？

㌧㌧

別に、誰からでも いいじゃないですか。

どうせ死ぬんだし。

<了解、

署…、？

署に行ったら死ねない…、

ぐいっ、

聞いたことある声…、

どこか、安心する。

誰…？

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