TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

エマ

お腹空いたなの〜…食堂に行くなの…

エマ

トコトコ(廊下を歩き)

エマ

…ん?

エマ

あ、あれはエミリー!!

エマ

食堂に行ってるなの?えみ……あっ…

エマ

イソップさんもいるなの…

エマ

行っちゃったなの…

エマ

むー…エマもエミリーとご飯食べたいなの…イソップさんずるいなの…

エマ

それにイソップさん、何だか顔が赤かったなの、怪しいなの…

エマ

もしかして、私の天使に色目使ったなの…!?

エマ

ゆ、許さないなの…いくらイソップさんでも私の天使を誑かしたらただじゃおかないなの(スパナを握りしめ)

エマ

近くで聞いてやるなの!スタタ(食堂へ向かい)

-食堂-

エマ

いたなの!気付かれないように見張るなの…!(近くの椅子に座り)

エミリー

フフ、イソップ君と一緒にご飯なんて久しぶりね

イソップ

そ、そうですね…この時間帯は人が多いのであんまり来ないですね…

エミリー

確かに賑やかよね〜嫌いじゃないけどねニコニコ

イソップ

あっ…先生…さっきはワガママを聞いて下さりありがとうございます…

エミリー

いいのよ、私もまたお邪魔したいわニコニコ

エミリー

フフ、なんだか最近イソップ君と話す事が多くなったわね〜

イソップ

そうですね…僕は人とあまり喋らないのですが…先生が相手だとなんだか落ち着くんです…

イソップ

あっ…迷惑だったらすみません…

エミリー

迷惑なんかじゃないわよ、私で良ければいつでも相談して頂戴ニコニコ

イソップ

あ…ありがとうございます…(顔を赤らめて)

エマ

さっきから聞いていれば…エミリーはあなたの天使じゃないなの!!(椅子から立ち上がり)

エミリー

きゃ、エマ…?いつからそこにいたの?

イソップ

え…あ、…ご、ごめんなさい…………

イソップ

で、でも………!

イソップ

せ、先生は誰のものでもありません…!

イソップ

ぼ、ぼ、ぼ…僕のものです…!

エミリー

!ちょ、ちょっと…イソップ君!?

イソップ

あ……(顔を真っ赤にし)

イソップ

……す、すみません!僕帰ります!スタタ(食堂から去る)

エミリー

ちょっと、イソップ君!

エマ

むー、逃げたなの

エマ

もう少しでスパナが飛び出しそうだったなの…でもエミリーのために我慢したの!

エミリー

エマ、イソップ君に謝ってきなさい

エマ

え…何でなの?口説かれてたんじゃなかったなの?

エミリー

お話ししてただけよ、勝手に決めつけちゃ駄目よ?

エマ

…あ、エマの早とちりだったなの…ご、ごめんなさいなの…!

エマ

イソップさんに謝ってくるなの…!

エマ

だから…また後でお話ししてもいいなの…?

エミリー

えぇ、いいわよニコニコ

エマ

あ、ありがとうなの!じゃあまた後でなの〜!(手を振り小走りに食堂を去り)

エミリー

ニコニコ(手を振りながら)

エミリー

……

エミリー

…はぁ…私いつも通り振舞ってたわよね…?少し顔が熱いわ…(頬に手をあて)

イソップ

イソップ君…(ボソッ)

ノートン

ん〜?エミリーさん顔が赤いですよ?(顔を覗き込み)

エミリー

ノートンさん!?居たのね……

エミリー

大丈夫よ、少し疲れただけだからニコニコ(笑顔を崩さず)

ノートン

え、じゃあなんでイソップの名前呟いていたんですか〜?ニヤリ

エミリー

……ノートン…

ノートン

何が望みなの…(呆れながら観念したように)

ノートン

流石先生、話が早くて助かったよ〜

ノートン

エマさん知らない?

エミリー

エマならイソップを追い掛けていったわよ

ノートン

そっか〜ありがとう!じゃあまた後でね〜!

エミリー

えぇ、またね……って…

エミリー

また後ってどういう意味なの…?

ノートン

ちょっと協力して貰いたい事があるんだ〜その時になったらまた呼ぶよ!それじゃあ!(食堂を去り)

エミリー

…はぁ、私とした事が弱みを握られちゃったわ…

エミリー

エマ……イソップ君…

この作品はいかがでしたか?

100

コメント

1

ユーザー

ブクマ失礼します

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚