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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

双子の母

ヒー、ヒー、フー……

双子の母

ヒー、ヒー、フー……

双子の父

もう少しだ!頑張れ!

双子の母

うううぁぁぁぁーーー

双子の父

今、頭が出てる!
もう少しだ!!!

双子の父

よし!!!出てきたぞ!

アレス

オギャーオギャーオギャー!

双子の父

ん?もう1人出てきた!

双子の父

双子の男の子だ!!

カイ

オギャーオギャーオギャー!

双子の父

2人とも元気に生まれてきた

双子の母

元気に生まれて良かった…

双子の父

最初に生まれてきた子は、
アレスと名付けよう

双子の母

後に生まれてきた子は、
カイにしましょう

双子の父

家族仲良く暮らしていこう

双子の母

えぇ、家族一緒にね

それから、時は流れ………

双子の父

お誕生日おめでとう
大きく育って良かった

双子の母

もう、5才だもの
2人とも仲良くしてる?

アレス

もちろんだよ!母さん!

カイ

にいちゃん、
とっても優しいんだよ!

カイ

この前なんかね、
転んで怪我した時
おぶってくれた!

双子の父

そうか!
アレスは優しい子に育って
父さん嬉しいぞ!

双子の母

カイも、お兄ちゃんに
負けないくらい、優しくなってね

カイ

うん、約束する!

そして、少し時が流れ…

双子の父

もう、7才にもなったか…

双子の母

適性検査に連れて行かないと

双子の父

しかない事だな

アレス

父さん!
今日はどこ行くんだ?

カイ

今日は検査日だよ!

アレス

って事は…
あいつも来るのか?

カイ

くっ来るんじゃあない?

タッタッタッタッタッ……

ユイナ

アレス!!!!とう!

アレス

うげぇ!!!いてててて…

カイ

にいちゃん、大丈夫??

アレス

ユイナ……重い。

ユイナ

これは、愛の重さだよ!

カイ

(いいな、羨ましいなぁ)

アレス

ユイナ!どかないと……
絶交だからな。

ユイナ

ごめんなさい!
いますぐ退くから
許して!!

ユイナは、アレスとカイの幼馴染で 見ての通りアレスの事が大好き カイはユイナのことが好きなようだ アレスは、ユイナ事いいように思ってない。っというか、多分嫌いだと思う

双子の父

適性検査が始まる
アレス〜、カイ〜
こっちへおいで!

アレス

はーい!

カイ

はい!ユイナちゃん、
またね!!

ユイナ

うん……

大神官

では、この水晶に
手をかざしてください

アレス

お願いします!

アレスは、手をかざしたが 何も起きなかった。。。

大神官

これは!
珍しい!!
どれにも値しない!

アレス

ってことは?どういう?

大神官

能力も何もない
ただの村人だ!

アレス

(よっしゃーーー!!!)
そう…ですか…。

大神官

気を落とさず、
大人になる時にもう1度
検査します、
その時自分の未来がわかる
では、次行こうか。

カイ

僕の番だね!
お願いします!

カイが、手をかざすと 水晶が七色に光出した そんな、演出あったのか!

大神官

おお!!!
勇者………
勇者誕生だ!!!

カイ

僕!?
僕が勇者??

双子の父

カイは、
本当に勇者なんですか?

大神官

間違いありません
七色に輝く時、、、
勇者生まれる!!
聖書にそう記されてる

アレス

カイ!良かったな!
にいちゃんの分まで
頑張ってくれ!

カイ

うん、
にいちゃんの分まで
僕頑張るよ!!!

一方、ユイナはというと…

ユイナ

ここに手をかざすのね!

大神官

こっ、これは!!
間違いない!

水晶はピンク色に輝いた まるで、ハートのようだ アレスにも見せてあげたい ユイナは、そう思っていた。

大神官

聖女様の誕生だ!!
間違いない、
勇者誕生した時、
聖女も同じ場所で誕生する
聖書通りになった

ユイナ

え!?
勇者もなの?
アレスだと良いなぁ

こうして、 幼少期の適性検査は終了した。 アレスとカイは、勇者誕生祝いを 近所の人と祝ったそうだ、 ユイナは、勇者がアレスじゃあ なかった事で、ショックのあまり 気絶してしまったようだ。

アレス

(って事は、これからは
俺は村の事で忙しくなるし
カイとユイナは学園通いになるから、しつこい求愛もなくなるのか!)
カイ!にいちゃんはな!
応援するからな!!

カイ

にいちゃん………
僕絶対勇者になる!

ナレーション

こうして、勇者、聖女、
ただの村人が誕生しました
次の話しは、彼らが
10歳を迎えた話しです
どう展開していくか、
楽しみですね…。

双子の弟が勇者に選ばれたので、無能な俺は魔王になって、弟と幼馴染をくっつける為悪事を働く

作品ページ作品ページ
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