nk視点
最近、先生が来ない 忙しいのだろうか
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力も使えないし
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つまんないなぁ
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全部打ち明けられてたら
何か変わったのかな…
回想
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無理よ?
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移り住むことを
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言わないんだよ?
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前のところよりマシだよ
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普通の家に住みたいの!!
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アパートに住んでた頃も
そんなこと言ってたろ
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ボロアパートでもいいから
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屋根があるところに!!
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こんな事、
最初からしてねぇよ
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しゃけの言う通りです
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大人になりましょうね
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世の子供達は中学生ですぅ
nk
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良いとこないか、
nk
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こんな感じで、俺らは 限界路地裏生活してた
俺らは普通の子供ではいられなかった だけど これはこれで結構楽しかった もう何も望まないから ただ、こんな日々が続けばいいと そんな甘い考えで…
でも、そんなある日
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ちょっと、まぁ…
って感じだったし
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ぶるーく側だったんだw
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分かってたから
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と思って
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しゃけの我儘なら
全然聞くのに
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わがまま大魔王だから
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いいんじゃないっすか
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何気なく、横を向いた しゃけの方に顔を向けようと思って
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横を向いた瞬間 俺は、その場から動けなくなった
しゃけのいる方向から 3人組がこっちの方に歩いてくる それが、妙に目に留まる …相手は こちらに気づいていないようだ
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shk
あの3人組がどうした?
頭の中を 全く"見覚えのない"記憶が 駆け巡る
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しゃけは、俺がフリーズした事を察し 俺の手を引いて誰もいない路地へ 連れて行ってくれた
それから数分後 俺は意識を取り戻した 正確には 体が思うように動くようになった
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来てるのか
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力、使ったってことか
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遠いところに逃げよう
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今まで聞いてなかったん
だけどさ、
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これを続ければいいんだ
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生きていかなきゃ
ならないのか…?
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咄嗟に出た言葉は謝罪の言葉だった
俺は、こんな日常が続けばいいと そう思ってた ずっと逃げなきゃいけないけど このままで、全然良い みんなと一緒にいれるなら何でもいいと
でも 仲間はそうは思っていなかったらしい
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ばっかりに…
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なかったんだろ
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から
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俺はどこまでいっても意気地無しだ 信頼している仲間にさえ 真実を打ち明けることができないなんて
そのまま、拠点の路地に帰り着くまで ずっと、無言だった …居心地が悪い
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元気なさそーだけど?
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見つかんなかった?
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また移動しなきゃ
いけなくなった
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shk
近くに
br
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いつものことだし
br
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br
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頼っていいからね?
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nk
nk
br
nk
br
shk
詳しくは聞いた事ないかも
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その後、自分の身に
起こることが、未来が、
視えるっていう…
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危険を感じやすい体質
だから…
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視えちゃうんだけど…
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体動かなくなるんでしょ?
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あいつらの姿を視認した
だけで固まっちゃったし
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そんな感じなんだ
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どれくらい視えるの?
nk
未来の記憶を
視れるっていう感じ、かな
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視える幅は結構広いんだ
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っていうのが…
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閉じ込められてる記憶、で
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ってこと?
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なるんだよね
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俺ら
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言い切れるのって…
聞くのは野暮だよね
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隠してることあるよな
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しゃけも…ぶるーくも…
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として
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行くとも限らなかった
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いけないんだ
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nk
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良かったんだろうな…