灼
......
佐神
灼、大丈夫か?
灼
うん。
狐
ッ...
灼
狐!
狐が目を覚ます
佐神
はぁ、良かった。
モブ
やっと目覚めたか。
モブ
ほんとにビビった。
灼
狐、大丈夫?
狐
何があった...
灼
狐、倒れたんだよ?
灼
覚えてない?
狐
倒れた...?
狐
俺が...?
狐
ッ...!
狐
俺の簪は!?
佐神
ここにある。
灼
狐、やっぱり復讐するなんてことやめて。
灼
ぐだらないなんて思ってない。
灼
でも、復讐をしても狐の命が危ない。
灼
もし狐が死んだら元も子もない。
狐
俺は...。
狐
灼...
狐
俺は、御主の生魂をずっと喰いたいと思っていた!
灼
え...。
狐
御主の生魂を喰えばもっと強くなる。
狐
そんな気がした。
灼
狐、どうゆうこと...?
狐
だが、俺にはできない。
狐
お前の生魂を喰うなんてできない。
灼
...どうして。
狐
『どんな不可能でも、俺が可能にする』
狐
この言葉がずっと引っかかっている。
狐
本当に信じていいのか。
狐
そうでないのか俺にはわからない。
狐
でも、御主は。
狐
失ってはいけない存在だとわかった。
灼
狐...。
狐
俺は。
狐
奴らに復讐するため。
狐
姉さんの無念を晴らしたい一心で...
狐
やっとここまで来たのに。
灼
狐...。
灼
もう、誰も殺さないで...。
狐
ッ...。
灼
お願い。
狐
......。
カチャッ🚪
灼の父
お友達、目覚ました?
灼
父さん、勝手に入ってこないでよ!
狐
ッ...!?
カチッ
狐が刀を抜こうとする
佐神が狐の刀をとる
狐
何をッ!
佐神
こいつ、最近疲れてるみたいで!
灼の父
おぉ、そうか。
灼の父
あまり無理しすぎない方がいいぞ!
灼
いいから父さん!
灼
早く出てって!
ガチャンッ
佐神
なんで刀を抜こうとした。
狐
あやつは妖怪狩りだ!
狐
俺の目的は、妖怪狩りを殺すこと。
狐
あやつを殺さねばならぬ!
佐神
馬鹿言うな!!!
佐神
あれは、灼の親父さんだよ!!!
狐
そんなのどうだっていい!
バシッッッ
佐神が狐の頬を叩く
佐神
どうでも良くねぇよ!!!
佐神
お前は!
佐神
仲間の大切な家族を殺そうとしたんだよ!
佐神
それがどうでもいいわけてねぇだろ!
狐
貴様......。ピキッ
モブ
落ち着けよ...。
狐
ッ...。
狐が出ていこうとする
佐神
おい、どこ行くんだよ!
佐神
話終わってねぇぞ!
狐
...。
ガタンッ🚪
佐神
チッ、あいつなんなんだよ。
灼
追いかけてくる。
モブ
ほっとけよ。
灼
え...でも...
モブ
少し頭冷やさせた方がいい。
モブ
しばらくしたら戻ってくるだろ。
灼
ッ...。
狐
...姉さん
狐
俺はいったいどうすれば...
『狐、絶対に人間を傷つけてはダメよ。』
『どんなに不可能でも、 俺が可能にしてみせるから!』
『絶対にあいつの生魂を喰うな。』
『どうでもいいわけねぇだろ!』
狐
もう...どうすればいいんだよ。
普段絶対泣かない狐が涙を流した
狐の頭の中はぐちゃぐちゃだった
狐
あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!
ポタポタポタポタ☔
ザァァァァァッ☔
狐
姉さん...助けてください...( 泣 )






