作者
最初に言っておくべきことがあります!
作者
この回は背景が全く合っていませんが、全て城の中です!
作者
それを踏まえた上で見てもらえるとありがたいです
穂波
…
穂波
あれれ…?
目が覚めると謎の寝室にいた
穂波
ここ…どこ?ベッド?
穂波
(ってここセカイじゃない?)
穂波
(部屋の雰囲気はどこかの城っぽいけど)
穂波
早く外に出よう…
穂波
(え!?鍵がかかってる!?)
穂波
どうしよう…出られないよ…
すると、ドアの外から声が聞こえてきた
???
あー!昼寝するか!
???
大王様、これ鍵です
???
気が効くな
穂波
(昼寝ってことはこの部屋にやってくるんじゃ…)
穂波
(どうしようどうしようどうしようどうしよう)
パニックになった穂波は布団を頭からかぶった
穂波
(さっき大王様って聞こえたからもし大王に見つかったらどんなことになっちゃうか…)
穂波
(小声)来ないで来ないで来ないで来ないで来ないで
デデデ
あー!この時を待ちに待っていたオレ様のベッドよ!
デデデ
って…え?
デデデ
なんでオレ様のベッドに誰かが入ってるんだ
デデデ
おいワドルディ、他のやつらがどこにいるか知らんか?
ワドルディ
僕は知りませんね…
ワドルディ
というかみんなが布団に隠れてもここまで大きく膨らまないんじゃないでしょうか
デデデ
ということは侵入者か!?
穂波
(このままじゃ…)
デデデ
おい!プププランドを侵略しようとする侵入者よ!
デデデ
プププランドはオレ様のものだー!!!
デデデは思い切り布団を剥ぎ取った
穂波
ひゃああああああああああ!!!!
ワドルディ
え!?
デデデ
侵入者め!どうしてもプププランドがほしければオレ様と決闘をしろ!
穂波
逃してください!逃してください!
穂波
そんなつもりありません!!!
デデデ
ん…?いきなり泣いてそんなことを言うとはな…
ワドルディ
大王様、よく見てください
ワドルディ
この人地球人です
デデデ
あのド田舎惑星のやつか?
穂波
え?
デデデ
うーむ…いくらオレ様の知名度でもさすがに地球人にまで知られてるとは思えん…
デデデ
と、いうことはプププランドの大王になろうとしてるやつではないな
ワドルディ
地球人さんはどうしてここに来ちゃったんですか?
穂波
あー…それがすごく不思議なことになって
穂波は地球でのことを説明した
デデデ
うーん…なんでポップスターに来て、更にデデデ城なのがおかしいな
ワドルディ
僕達でできることがあれば何かしましょうか?
デデデ
グゥ~(お腹が鳴る)
デデデ
ああ!複雑なことを考えたら腹が減った!
ワドルディ
ならおやつ作りますね!
ワドルディ
何が食べたいですか?
デデデ
アップルパイでも食いたいな
穂波
アップルパイ!?
ワドルディ
あ、よかったら僕地球人さんの分も作りますね
そう言うとワドルディはすぐに部屋を出る
デデデ
おい、お前
穂波
はい?
デデデ
まずオレ様が地球へ帰す手伝いをしてやる
デデデ
その代わりに地球へ帰ることができたら地球の珍しいものを何かくれ
穂波
(なんか無茶苦茶なことを言ってくる人だけど…)
穂波
(なんとなくだけどすごく信頼できる)
穂波
それで地球へ帰ることができるならもちろんいいですよ
デデデ
そういえば名前を聞いてなかったな
穂波
私は穂波です
デデデ
オレ様はデデデ大王、さっき部屋を出てったやつはワドルディだ
数分待っていると
ワドルディ
大王様ー!地球人さーん!
ワドルディ
アップルパイできましたよー!
デデデ
うまそうな匂いがここまでするわい!
穂波
ワドルディ君のアップルパイすっごくおいしいよ!
ワドルディ
穂波さんにも褒められて嬉しいです!
穂波
あとただここにいるだけじゃ私も申し訳ないから私もワドルディ君たちのお手伝いするね
デデデ
おお!本当かそれは
穂波
大王さんもワドルディたちも手伝ってくれてるのに私だけ何もしないのは嫌で…
ワドルディ
ありがとうございます!
デデデ
俺様たちが必ず地球へ送り返してやるから安心してていいぞ!