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■薔薇をあなたに(後編) エル誕☆■
リ「えーそれでは!照れ屋この上ないうさぎくんがですね、エルに可っ愛いプレゼントでーす!」 そんな、やめてリンツくん···
サ「どぉぞ俺らに遠慮なく」 遠慮なくってサミィくん···
塁「あぁエルくん。この花束、うさぎくん個人からのプレゼントですから」 L「···そうなんや?」
そんな個人的なプレゼントをなんでココで渡してんのかなぁ俺。
L「うーくん」 兎「あ、はい」 わ、だけどエルくんのキゲン直ったっぽい?
兎「あの、まあその男が花なんかもらっても何だか、どうだかなあって思ってたけど」 L「いや嬉しいで、ありがとうな」
うう、にこってしてくれたよ、俺の大好きなエルくんだよ、よかったあ〜。
俺も嬉しくなる。 そんで、ああやっと緊張が解けた。
兎「華やかな雰囲気も、エルくん似合ってるかなあって···おめでと」
じゃあこれ受け取って···と笑顔で、真っ赤なバラの花束を手渡そうとしたら。
L「トゲきれいに取り除いてあるね」 兎「ん、そうだね···?」
エルくんは器用に、その中の一本を短く折り取って···
兎「え」
···オレの耳の上に、すっと挿した。
リ「うわ~、さっすがセクシーな男はやるコト違うね!」 サ「なぁんかかっこよすぎじゃね?」
ちょ、ちょ、待って、なにこの状況!
論「あらら真っ赤だ!うーくんがバラみたい」 兎「なななに、やめろよ論ちゃんっ!」
塁「バラの花束抱えたうさぎくん、エルくん絶対に喜ぶと思いましたからね」
え?
リ「何がいいかうーくん迷っちゃっててさあ、ちょっとアドバイスしたんだよね」
···え、じゃあ、 ·····だから、
だからみんな、バラの花束なんて提案したのか?
論「俺も見たかったもん!」 リ「見たいよねー可愛いに決まってるもん!」 塁「どっちが花かっていう、ねぇ?」
みんなで集まる、しかも6人だけで集まるこの席で渡せって言ったのか?
リ「バラの花束抱えて、しかも髪にも挿してもらってうさぎくん可愛い~!良かったねエル、すんげえ満足でしょ!」 L「おん!最高やな〜!」
そしてそれは、 ···成功、···したのか。
塁「花を髪に挿しちゃうなんてキザなことまでするとは思わなかったですけど」 論「ね~☆」 サ「いやうーくん可愛いなあ」
···ねえ、みんな、あの。
L「マジで超~嬉しわ。みんなありがとう」
心の底から満足そうな笑顔でエルくんが礼を述べる。 ···俺の肩を抱きながら。
L「もちろんうーくんも、1番ありがとう」
どう···いたし、まして··· あれ、花束ずっと俺が持ってるんですか?
依然として固まってるオレの耳に、聞き慣れたエルくんのいろっぽい声が囁く。 L「バラのジャムなんてうーくん、粋な贈り物やね」
兎「は?バラのジャム?」 L「甘ぁいうーくんのこと」 兎「ちょ、///」 論「わあ始まったね」
L「よっしゃ!ちょっと早いけど、もうウチ行っちゃお!」 兎「へぁ?いやあの、まだ色々と食べたいです···」
L「そっか、今夜は寝ないワケやもんな!」 兎「いいいやそういう意味では決して!」
L「覚悟して、しっかり腹ごしらえしときや···?」 兎「あ、···はい///」
塁「あの私たち勝手にやってますんで。あなた達も節度を持ってイチャついて下さいね」 うう、それ俺じゃないよねエルくんに言ってんだよね。
サ「まあいいもん見られたから」 そ、それは俺のことかサミィくん、
論「ほらうーくん、かまってあげないとエルくんまた拗ねちゃうよ~」 リ「そんなんさぁ、俺らが言わなくたってうさぎくん解ってんだからっ☆」
まあ、 遊ばれてるっちゃそうかもしんないけど。
俺以上に俺達のことを考えてくれるみんなに、心から感謝しつつ···
そして多分、今は見ないふりをしてくれているみんなに非常に申し訳なく思いつつ。
兎「感謝しろよ、このやろっ///」
抱えた花束に隠れて。
最高な彼氏くんの唇に、 心からおめでとうの気持ちを込めて小さくキスをした。
END 割とナナメってないお話を書けた気がするー!✧◝(⁰▿⁰)◜✧ え、ややナナメ?まあいいや← エルくんハピバ!
コメント
8件
エルくん誕おめです。🎉🎂 プレゼントが花束を持ったうーくんって事はつまり…「プレゼントは俺」的な事なのでしょうか? そしてエルくんの行動がイケメン過ぎ…何時になったら式挙げてくれるんですか?