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流れ落ちる汗 彼はそれを掬うように舐めた
圭
結衣
生ぬるい感触が肌を伝い 不快感が身体を蝕む 思わず力を込めた手を見た彼は 目を細めて口元に歪な弧を描いた
圭
甘ったるい声 吐き気がする 今からこの男に抱かれるというのに 気持ち悪くて仕方がない
なぜわたしの親友は こんなクソみたいな男を 好きになったのだろうか
結衣
圭
首筋 鎖骨 胸元__ 気持ち、悪い
彼女の誕生日すら祝わずに その彼女の親友と身体を まさぐりあおうとする __下劣極まりない男
結衣
くちゅ、ぴちゃ、ぴちゃ 淫らな音が誰もいない保健室に 静かに響いた 下着の下で小刻みに動かされる指のせいで 感じたくもないのに自然と腰が動く
圭
圭
わかりやすい嘘
わたしは知っている この男が毎日他の女とヤッていることを
憎い、憎い憎い憎い憎い こいつが憎い この男のせいで、わたしの親友である佳織は すっと苦しんでいる
圭
太腿に熱いモノがあてがわれて 差し込まれた指がゆっくり抜かれた その代わりにソレがわたしと繋がって 激しいピストンと共に わたしの中で吐き出されて __そこからの記憶はない
ただずっとその行為に耐えている間も わたしの中は憎しみで渦巻いていた