5話
⚠︎嘔吐表現⚠︎
青
赤
紫
黄
橙
桃
青
桃
赤
青ちゃんとは打ち解けられたっぽいけど…
桃さんはどうかな
いただきまーす!
桃
橙
桃
青
黄
紫
紫
赤
…今にも吐きそう
ごちそうさまでした!
何とか食べ切った俺、えらい
赤
紫
赤
桃
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
桃
赤
桃
赤
赤
桃
桃
赤
桃
桃
桃
桃
桃
赤
桃さんは俺の事を心配してくれてるのかな
この人になら全てを打ち明けても…
赤
赤
駄目だ、言えない
赤
赤
赤
赤
赤
それから俺は逃げるようにしてその場を後にした。
やっぱり俺は皆を信じきれてないんだなぁ。
そういえば俺、ご飯全く食べられなかったなぁ
無理して詰め込んだけど、結局吐いちゃったし
赤
自分の手を閉じて開く
痩せ細った俺の手は醜い。
赤
赤
食べれない。寝れない。俺の今この状態は生きていると言えるのだろうか。
〈コンコン
赤
赤
青
少し開いた扉から青ちゃんがひょこっと顔を出す。
赤
青
赤
赤
赤
青
赤
青
赤
赤
青
赤
赤
青
赤
青
俺が不眠症な訳ないけど。
青
赤
青
赤
青
青ちゃんがリズムよく俺の脇腹あたりをとんとんと叩く。
赤
おかしいな、普段全く眠くならないのに…
なんだか、ねむく…。
赤
青ちゃんの暖かい体温がやけに心地よかった。
青side
青
赤
青
赤くんがあまりにも静かだったので、生きているかと不安になった。
だから赤くんの胸あたりに耳をあて、心音を聞いた。
赤くんの心音は弱々しく鳴っていた。
青
赤くんが生きているというその事実だけで泣きそうになる。
青
赤くんの体は痩せ細っていた。
手足は細く、僕の力でも折れそう
顔はやつれている。
抱きしめたら壊れてなくなってしまいそうだ。
青
自分でも驚くほど弱々しい声だった。
会ってすぐの相手。 なのにこんなにも赤くんに心入ってしまっているのはなぜだろうか。
そんなことはどうでもいい。
ただ、赤くんがこの小さな体で背負っている荷物を一緒に持ってあげたいと思った。
コメント
1件
フォロー失礼します!めっちゃおもしろかったです!あ、時差コメだったらごめんなさい!