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これは15歳の少女の遠いお話
タイ
タイ
目を擦る 畳の上で私は寝ていた
タイ
目を覚ますとそこは知らない場所だった
タイ
キノ
タイ
キノ
タイ
タイ
キノ
彼は白髪のマッシュで私と同じぐらいの身長だ
タイ
タイ
タイ
キノ
タイ
タイ
タイ
タイ
キノ
キノ
タイ
タイ
キノ
タイ
キノ
キノ
タイ
タイ
タイ
キノ
タイ
タイ
キノ
タイ
タイ
キノ
キノ
タイ
キノ
キノ
タイ
キノ
キノ
キノ
キノは頭を抱え始めた
キノ
キノ
タイ
キノ
キノ
キノ
タイ
タイは優しくキノに話しかけた
キノ
タイ
キノ
キノ
キノ
タイ
キノ
キノ
そうしてキノは床を見つめていた
タイ
キノ
タイ
キノ
キノ
キノ
タイ
タイは扉に近づいた
キノ
タイ
キノ
タイ
タイ
キノ
タイは扉を開けた
その途端ものすごい量の埃が部屋に舞った
部屋の外は雪のように埃がつもっていた
タイ
キノ
タイ
タイは息を止めたがもう遅かった
タイは咽せたそして
バタッ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノは外を見つめた
タイ
何も見えないただキノの声が聞こえるだけ
キノ
もうキノが何を言っているのかも分からなくなった
タイ
口からは泡…目は血走って…床を引っ掻き
タイ
キノ
キノ
タイ
タイ
キノ
キノ
キノはタイの背中をさすった
タイ
タイ
タイ
キノ
気づけば扉や部屋の入り口は埃でいっぱいだった
タイ
タイ
そう言ってタイは床を触った
キノ
キノはタイの手をとった
タイ
タイ
タイ
キノは少し照れたような表情をしている
キノ
タイ
キノ
タイ
キノ
タイが指さしたのは埃だった
タイ
タイ
タイが見たのは埃についた足跡だった